「パレード」長澤まさみ、坂口健太郎、横浜流星ら、それぞれの愛を描いたショートストーリー動画公開

本作は、旅立ってしまった人の目線で、遺された人への想いを描く愛の物語。「余命10年」「最後まで行く」の藤井道人監督がメガホンをとり、今村圭佑が撮影を担当した。

瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子（長澤）。離ればなれになった息子・良を捜す彼女は、道中で青年・アキラ（坂口）や、元ヤクザの勝利（横浜）、元映画プロデューサーのマイケル（リリー・フランキー）とその仲間たちと出会う。ここは“想いを残した者たちがとどまる世界”だった。現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を探す“パレード”に参加したことを機に、各々の心に触れていく。

ショートストーリー動画は、「母の愛篇」「父と息子篇」「恋人篇」「友人篇」「記憶篇」の計5本。藤井監督とは「余命10年」に続くタッグとなる野田洋次郎による書き下ろし主題歌「なみしぐさ」とともに、想いを残した者たちのそれぞれの愛が描かれていく。

「母の愛篇」は元報道フロアのリポーター・美奈子（長澤）、「父と息子篇」は坂元小説家希望の青年・アキラ（坂口）、「恋人篇」は横浜演じる元ヤクザ・勝利（横浜）、「友人篇」は元女子高生・ナナ（森）、「記憶篇」元映画プロデューサーのマイケル（リリー・フランキー）にスポットが当てられ、彼らがこの世界にとどまっていた“秘密”が徐々に解き明かされていく。

野田による主題歌「なみしぐさ」の「君とならば どんな二人も 生きてみたい 抱きしめてみたい」という歌詞と、「残した想いは、誰かの希望」というメッセージが胸を打つ、切なくもあたたかな映像となっている。

Netflix映画「パレード」は、2月29日より世界独占配信。