波瑠×西島秀俊共演「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」本日放送! あらすじ・キャスト・エピソードまとめ
2024年2月15日 13:00

波瑠と西島秀俊が共演した2018年の映画「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」が、本日2月15日午後1時からBSプレミアムで放送されます。映画.comでは、あらすじやキャストまとめのほか、公開時に取材を通してふたりから聞くことができたエピソードをお届けします。
熊本県にある「グリーンランドリゾート」の全面協力を受け、「海猿」や「S 最後の警官」で知られる作家・小森陽一氏の人気小説「オズの世界」(集英社文庫刊)を映画化。「ヒロイン失格」の吉田恵里香が脚本を執筆し、数々のテレビドラマや「SP」の劇場版2部作などを手がけた波多野貴文監督がメガホンをとりました。


超一流ホテルチェーンに就職しながら系列の地方遊園地への配属という不本意な辞令を受けてしまった波平久瑠美。落胆する彼女を迎える広大な田園風景と、そこに突如出現する遊園地で彼女を待っていたのは、これまでに数々の企画を成功させ、「魔法使い」の異名をとる天才社員・小塚慶彦と個性的過ぎる従業員たちだった。憂鬱な気持ちで遊園地での業務にあたる久瑠美だったが、各支社で目覚しい成果を上げたMVP社員は、好きな部署への異動希望を出せることを知り、MVP社員を目指して仕事に邁進するが……。




劇場公開時、映画.comのインタビュー取材に対し、波瑠は“役者”と“遊園地の従業員”という仕事を「似ている」と指摘しています。「私たちは地道な作業を積み重ねていって、華やかな表に出すところが共通していると思います。そこまで華やかなものを想像してこの仕事を始めたわけじゃないですが、思い返してみると地味な期間は長かったです」と分析していますが、そもそもふたりの仕事に対する考え方がどのようなものなのか、話してもらいました。

「私は久瑠美と違って、プライドみたいなものがないままこの仕事を始められたので、地味な期間があっても特に何も思わなかったです。ある意味ラッキーでした」と笑う波瑠には、仕事を続けるうえで独自の“こだわり”があることを明かしてくれました。
「私の出演作品は事務所が選んでくれるのですが、そのことに大きな意味があると思っています。自分で選びだしたら好みが入ってしまって、お仕事の幅が狭くなってしまいそうな気がするんです。どんどん自分の可能性を広げていきたいので、それはずっと変えないところです」

女優として、人間として成長できたのも事務所の方針が大きかったようで「急に台本を渡されて、現場に行ってらっしゃいと送り出されたこともありました(笑)。今となっては、そのおかげで現場の皆さんとのコミュニケーションの取り方を覚えるきっかけにもなったので、よかったなと思っています」

「藤田さんからは、仕事の楽しさも厳しさも教えていただきました。『セリフがおかしいと感じたら俺に言え、上に伝えにくいだろうから俺から言うよ』と声をかけていただいたり、仕事後には『さっきの演技よかったよ、飯行こう』と誘っていただいた。撮影の最後には、藤田さんが『本業をゆっくりと』という言葉を色紙に書いてくださったんです。僕は今までずっと順調だったわけではないですが、その言葉をどこかに思いながら今まで歩んできました。そういう時期に藤田さんと出会えたことが、自分のなかでは一番大きいです」
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