竹内涼真、「きみセカ」ファイナルに「仲間たちを思い返すとグッとくる」 高橋文哉らと500人のファン沸かす
2024年1月15日 21:26
「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」のゴーレムアライバルイベント&完成披露舞台挨拶が1月15日、都内で開催され、シリーズを通して約4年間、主人公の間宮響を演じ続けてきた竹内涼真のほか、高橋文哉、堀田真由、板垣李光人、黒羽麻璃央、窪塚愛流、橘優輝、須賀健太、吉田鋼太郎、菅原伸太郎監督が出席。本格的と話題のゴーレム(=ゾンビ)が大量に発生したレッドカーペットを歩き、会場に集まった約500人から大歓声を浴びた。
噛まれたら化け物になる謎の感染症「ゴーレムウイルス」によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描く「君と世界が終わる日に」は、2021年1月に日本テレビ系でSeason1の放送がスタート。地上波ゴールデン帯の連続ドラマとしては初となる本格ゾンビ作品として注目を集めた。その後、Season2~4はHuluで独占配信。劇場版では、シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響の最後にして最大の戦いが描かれる。
レッドカーペットに姿を現した竹内は、茶目っ気たっぷりにゴーレムと戦うような様子を見せて、さっそくファンを沸かせた。登壇者それぞれが、ファンサービスにも専念し、ハンディキャノンでゴーレムを撃退する派手な演出も用意されるなど、極寒のレッドカーペットながら会場のボルテージは上がりっぱなし。約4年にわたって響を演じ続けた竹内は「4年間、チーム一丸となって走り続けてきました。大きなスクリーンで、集大成が皆さんのもとに届く。僕としても誇らしいです。すごく愛に詰まった映画なので、一人でも多くの方に届けばいいなと思っています」と感無量の面持ちを見せた。
この日のように寒い時期に撮影をしていたそうで、「いつもこの寒さなんです」と笑顔を弾けさせた竹内は、「(これまでのシーズン)途中で命を落とした仲間たちを思い返すとグッとくる」とこれまでの道のりを噛み締めつつ、「そういう仲間たちの思いも背負って、劇場版に臨みました。そういう気持ちも入っていますし、すばらしいキャストの皆さんのいいパワーと勢いが一致して、すごくいいものが現場で生まれていました」と完成作に自信をのぞかせた。
劇場版から参戦し、響のバディとなる大和役の高橋は、「涼真さんが作り上げてきた『きみセカ』の世界で、大和として最大限、暴れさせていただきました」と笑顔。「涼真さんを筆頭にスタッフの皆さん含め4年間、(シリーズを)作られてきた。クランクインした瞬間に、現場の今までやってきたチームワークと一体感とパワーを感じた。そこに僕のエネルギーを全部ぶつけて、化学反応が起きるように一生懸命お芝居をしました」とチームの勢いに背中を押されたという。ヒロインを担った堀田も、「すごく温かくて、楽しい現場。本読みの段階から、竹内さんが響としてそこにいらっしゃって。背中で語ってくださる座長で、その姿を見ていれば、それだけで付いていきたいなと思いました」と竹内への信頼感を吐露していた。
またその後に行われた完成披露舞台挨拶では、竹内が思い出深いエピソードとして、「文哉くんとお風呂に入ったこと。裸の付き合いで、一緒に入りましたね」と告白。「今回、文哉くんと感情のバトルをする。彼らがどうしてぶつかり合うのかが、冒頭からしっかり描かれている。今回僕が劇場版でゴールを切るには、彼の力が必要だった。風呂に入ったりとか、そういうコミュニケーションが取れたことは、ひとつ起爆剤になった」と感謝し、高橋も「お芝居の話をたくさんさせていただいて、ありがたかった」とすばらしい関係を築けたことを打ち明けていた。
「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」は、1月26日より全国公開。
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