「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」本日放送! あらすじ・キャスト・スピーチまとめ
2023年12月20日 12:00
リリー・フランキーが亡き母への思いをつづった自伝的ベストセラー小説を映画化した「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が本日12月20日午後1時から、BSプレミアムで放送されます。映画.comでは、今作のあらすじ、キャストのまとめ、現在まで語り継がれる樹木希林さんのスピーチについてご紹介します。
【概要】
松岡錠司監督がメガホンをとり、松尾スズキが脚本を執筆した今作は、ボク役に扮したオダギリジョーの主演で映画化。オカンは樹木希林さん(若い頃のオカンは実娘の内田也哉子が演じている)が息吹を注いだ。2007年4月14日に封切られ、興行収入約18.8億円の大ヒットを飾った。
松岡錠司監督がメガホンをとり、松尾スズキが脚本を執筆した今作は、ボク役に扮したオダギリジョーの主演で映画化。オカンは樹木希林さん(若い頃のオカンは実娘の内田也哉子が演じている)が息吹を注いだ。2007年4月14日に封切られ、興行収入約18.8億円の大ヒットを飾った。
【あらすじ】
幼いボクを連れてオトンの家を出たオカンは、女手ひとつでボクを育て上げた。やがて美大に通うために上京したボクは、オカンに対し罪悪感を覚えながらも自堕落な日々を送ってしまう。数年後、ようやくイラストやコラムの仕事が軌道に乗り始めた頃、オカンのガンが発覚する。
幼いボクを連れてオトンの家を出たオカンは、女手ひとつでボクを育て上げた。やがて美大に通うために上京したボクは、オカンに対し罪悪感を覚えながらも自堕落な日々を送ってしまう。数年後、ようやくイラストやコラムの仕事が軌道に乗り始めた頃、オカンのガンが発覚する。
【キャスト】
ボク:オダギリジョー
オカン:樹木希林
若い頃のオカン:内田也哉子
中学、高校時代のボク:冨浦智嗣
小学校時代のボク:田中祥平
幼少時代のボク:谷端奏人
筑豊のばあちゃん:渡辺美佐子
小倉のばあちゃん:佐々木すみ江
ハイカラな男:寺島進
タマミ:伊藤歩
平栗:勝地涼
えのもと:荒川良々
不動産屋の事務員:小泉今日子
葬儀屋:塩見三省
中目黒の大家:松田美由紀
東京の病院の医者:田中哲司
笹塚の診療所の医者:柄本明
ミズエ:松たか子
オトン:小林薫
ボク:オダギリジョー
オカン:樹木希林
若い頃のオカン:内田也哉子
中学、高校時代のボク:冨浦智嗣
小学校時代のボク:田中祥平
幼少時代のボク:谷端奏人
筑豊のばあちゃん:渡辺美佐子
小倉のばあちゃん:佐々木すみ江
ハイカラな男:寺島進
タマミ:伊藤歩
平栗:勝地涼
えのもと:荒川良々
不動産屋の事務員:小泉今日子
葬儀屋:塩見三省
中目黒の大家:松田美由紀
東京の病院の医者:田中哲司
笹塚の診療所の医者:柄本明
ミズエ:松たか子
オトン:小林薫
【語り継がれる樹木希林さんのスピーチ】
2008年に行われた第31回日本アカデミー賞で、同作は最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞(松岡監督)、最優秀脚本賞(松尾)、最優秀主演女優賞(樹木さん)、最優秀助演男優賞(小林薫)を受賞。これに対し、樹木さんが異議を唱えたのです。
2008年に行われた第31回日本アカデミー賞で、同作は最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞(松岡監督)、最優秀脚本賞(松尾)、最優秀主演女優賞(樹木さん)、最優秀助演男優賞(小林薫)を受賞。これに対し、樹木さんが異議を唱えたのです。
この年の国内の映画賞は、「それでもボクはやってない」の独壇場でした。にもかかわらず、日本アカデミー賞では今作がほぼ独占するという不自然な結果になったため、最優秀女優賞に輝いた樹木さんは登壇すると「この結果はおかしい」と猛然と投票結果を批判したのです。
その後も「わたしなら違う作品を選ぶ」「半分くらいしか出ていないのに賞をいただいてしまって申し訳ない」「組織票かと思った」と発言をし、「この日本アカデミー賞が名実ともに素晴らしい賞になっていくことを願っております」と締め括りました。
いずれにしても、オダギリと樹木さんの共演シーンはもちろん、実力派キャストがずらっと顔を揃え、見どころの多い演技合戦を繰り広げていることもまた事実。日本アカデミー賞授賞式を騒然とさせた“逸話”はさて置き、珠玉の142分をお楽しみください。