嶋村侑、三宅健太、福山潤、土屋神葉! 「ワンダーハッチ 空飛ぶ竜の島」に超豪華声優陣が出演
2023年12月5日 17:00

実写とアニメで描く、ディズニープラスの日本発オリジナル冒険ファンタジー「ワンダーハッチ 空飛ぶ竜の島」から、アニメで描く「ドラゴンが棲む異世界」ウーパナンタのキャラクターと声優が明らかになった。すでに発表されている津田健次郎、武内駿輔に加えて、嶋村侑、三宅健太、福山潤、土屋神葉、潘めぐみ、宮寺智子、大塚芳忠ら豪華な声優陣が出演し、壮大な世界観に、さらなる奥行きを与えていく。
物語の舞台は、実写で描く「私たちが住む現実世界」の横須賀と、アニメで描く「ドラゴンが棲む異世界」のウーパナンタ。空想好きな女子高生・ナギ(中島セナ)は、音を聞くことで色が見える特殊な体質がきっかけで、周囲になじめず、繰り返し見る“空を飛ぶ白昼夢”にも悩まされていた。そんな彼女の前に、ウーパナンタで生きる落ちこぼれの“ドラゴン乗り”タイム(奥平大兼)が現れ、「ふたつの世界に隠されたひとつの真実」をめぐる冒険に旅立つ。


「進撃の巨人」シリーズのアニ・レオンハート役や、「Go!プリンセスプリキュア」のキュアフローラ役など多くの人気作品に出演している嶋村が演じるのは、見た目は愛らしいが気が強く、ドラゴン乗りとしても非常に優秀な「アクタ空団」の副団長・ケイト。ドラゴンの声を聞くことができないタイムが、アクタ空団に加わったことに納得しておらず、露骨に半人前扱いをする。しかし、かわいいものに弱い一面も見せる憎めないキャラクターだ。

また、「僕のヒーローアカデミア」シリーズのオールマイト役や、「THE FIRST SLAM DUNK」の赤木剛憲役で知られる三宅が、地球人の見た目に近いが、体が大きく皮膚が硬いビサイ族出身で、生まれながらにして皮膚に刻まれているタトゥーのような模様を持つアクタ空団団員・バイス役を務める。
同じアクタ空団団員で、山羊に近い見た目を持つ種族出身で、戦闘中もパイプを吸うなど、独特のスタイルを持つキャラクター・ギャッツを、「コードギアス」シリーズのルルーシュ・ランペルージ役や、「暗殺教室」の殺せんせー役など、声優業のほか、歌手としても活躍の幅を広げる福山が演じる。
そして、ウーパナンタの住人ながら、実写で描かれる現実世界=“理(ことわり)の外”のことを信じ続ける少年・マウルの声は、「バクテン!!」や「ボールルームへようこそ」などアニメ作品で主演を務める一方、舞台でも活躍する土屋が担当。さらに、潘、宮寺、大塚の出演も明らかとなり、一体どのような形で物語に関わってくるのか、期待が高まるばかりだ。


豪華声優陣の発表に合わせて、Production I.Gによるウーパナンタに特化したアニメ特別映像(https://youtu.be/KwUs3-0bE-0)も公開された。月と同じくらいの大きさの惑星であるウーパナンタには、大小さまざまな島々が浮遊していたが、その島々が空に吸い込まれてしまう「空に落ちる」崩壊現象に襲われており、まさに「世界の死」の危機的状況に陥っていた。

その崩壊を止める方法は、強大な力を手に入れた“最恐”のドラゴン乗り・ジャイロ(CV:津田)に支配された神の島・ピュトンピュトを奪還すること。そして、最後の希望を託されたのが、ドラゴン乗りの英雄・アクタ(CV:新田)率いるアクタ空団だった。空団は「カサミ・ダミダラ!=(“世界を救う”というウーパナンタ語)」の掛け声とともにジャイロに立ち向かうが、激闘のなかでアクタは、タイムをかばうためにジャイロの手に堕ち、ウーパナンタから忽然と姿を消す。
「日本のアニメの魅力は、止め絵であっても1枚のなかに、複雑なニュアンスの表情が描き込まれているところにあると思います。これは手描きならではの強みなので、今回は3DCGをメインで使うということは考えませんでした」
そう語るアニメパートを担う大塚隆史監督の言葉通り、本作では“日本のアニメらしいこだわり”に重点が置かれ、色鮮やかなウーパナンタの島々が、上空高くに浮かんでいることがわかる空気の澄んだ青空の色合い、ドラゴン乗りたちによる迫力のアクション、激しい空中戦での目に見えない“風”の描写など、丁寧な作画に定評があるProduction I.Gだからこそ表現できる、緩急のついた壮大な世界観が堪能できる映像となっている。
「ワンダーハッチ 空飛ぶ竜の島」(全8話)は、ディズニープラスのスターで、12月20日から独占配信。声優陣のコメント(全文)は、以下の通り。

「アニメと実写で描く物語」と聞いて、すごく面白そうだし、いつもとは全く違う形の共演を体験できるのではないかとワクワクしました。ウーパナンタの言葉も作り込まれていて、収録は本当に楽しかったです。

今回、「ワンダーハッチ 空飛ぶ竜の島」でバイスの声を担当させていただきました。アニメーションと実写のコラボ作品ということで、どんな世界観の広がりを感じさせてくれるのか、とても楽しみです。

ギャッツ役の福山潤です。参加はアニメパートのみですが、アニメと実写で描く意欲作に触れる事が出来て、とても貴重な体験をさせて頂きました。皆様もご覧になって是非ウーパナンタ語を話してみてください!!

「ワンダーハッチ」に出演させていただくと決まった時、まずワクワクしたのは、「アニメと実写という二つの次元による表現方法で、ひとつの物語を描く作品である」ということです。意欲的な挑戦に参加することが出来て、嬉しいです。アフレコの現場でも、監督から伝えられるイメージを具現化するというよりは、より魅力的なパフォーマンスを見出すためにアイデアを提示し合い、試行錯誤し合う印象を強く受けました。僕はアニメパートに携わっていますので、実写パートがどのような映像になっているのか、まだ想像が出来ません。配信を楽しみにして下さっている皆様と同様、非常に待ち遠しいです!
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