ジェイク・ギレンホール×ガイ・リッチー監督が初タッグ! 米軍兵士&アフガン人通訳の絆を描く「コヴェナント」2月23日公開
2023年11月23日 10:00
ジェイク・ギレンホールが主演した、ガイ・リッチー監督新作「ザ・コベナント(原題)」が、「コヴェナント 約束の救出」の邦題で、2024年2月23日から公開されることが決定した。本作は、互いの尊厳をかけて約束を交わしたアメリカ軍兵士とアフガン人通訳の、国境を超えた絆を描く物語。あわせて予告編、日本版メインビジュアル、場面写真10点が一挙に披露された。
「シャーロック・ホームズ」シリーズや「オペレーション・フォーチュン」のリッチー監督が、アフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリーから着想を得て、これまでのフィルモグラフィとは一線を画す、リアルで緊迫感に満ちた壮大な社会派ヒューマンドラマに初めて挑んだ。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では観客スコア98%(11月20日時点)を記録し、好評を博している。
物語の舞台は18年、アフガニスタン。アメリカ軍曹長のジョン・キンリーは、アフガン人通訳のアーメッドを雇う。通訳として非常に優秀だが、簡単には人の指図を受けないアーメッドには、報酬としてアメリカへの移住ビザが約束されていた。やがて、キンリーの部隊はタリバンの爆発物製造工場を突き止めるが、大量の兵を送り込まれ、キンリーとアーメッド以外は全員殺される。キンリーも腕と足に銃弾を受け瀕死の状態となるが、アーメッドによって救出され、タリバン占領下の土地から無事妻子の元へと帰還。しかし、自分を助けたことで、アーメッドがタリバンに追われる身となったことを知ったキンリーは、彼と家族を助け出すために、再びアフガニスタンへ戻る。
「ブロークバック・マウンテン」のギレンホールがキンリーに扮し、リッチー監督と初タッグ。アーメッド役には、「ゲーム・オブ・スローンズ」などで知られる、イラク出身のデンマーク人俳優ダール・サリムを配した。英語圏の作品で初めてメインキャストを務め、堂々とした演技で、ギレンホールの相棒役を演じた。そのほか、アントニー・スター(「ザ・ボーイズ」)、ジョニー・リー・ミラー(「トレインスポッティング」)、エミリー・ビーチャム(「リトル・ジョー」)、アレクサンダー・ルドウィグ(「ウィッチマウンテン 地図から消された山」)らが共演した。
予告編では、キンリーとアーメッドが放り出された広大な荒野を舞台に、息もつかせぬ戦闘シーンが壮大なスケールで映し出される。瀕死のキンリーを懸命に運びながら、100キロにもおよぶ危険なルートを進み、アメリカに帰還させるアーメッド。そして、タリバンに追われるアーメッドを救うため、再びアフガンへ、たったひとりで戻るキンリー。最後には「たとえ地の果てでも、必ず俺が連れて帰る」という言葉が浮かび上がる。
メインビジュアルと場面写真には、戦地を駆けるキンリー曹長とアーメッドを活写。戦地の緊迫感と、ふたりの強固な絆が伝わってくる。
「コヴェナント 約束の救出」は、24年2月23日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開。
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