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ようこそ“世界最悪の島”へ! 辛口批評サイト94%評価「ロスト・フライト」ナレーションと映像が真逆の特別動画

2023年11月20日 12:00

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反政府ゲリラが支配する“世界最悪の島”に不時着…
(C)2022 Plane Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.

ジェラルド・バトラーが主演し、辛口批評サイト「ロッテン・トマト」で94%支持(観客スコア/11月14日時点)の高評価を受けているハイブリッド・サバイバルアクション映画「ロスト・フライト」(11月23日公開)から、新たな特別映像が披露された。

物語は反政府ゲリラが支配する“世界最悪の島”に不時着した航空機を軸に、“不時着した航空機の機長”と、“その航空機に乗り合わせた殺人犯”が、極限状況下で生き残るため共闘する様子を描く。

披露された映像は、映画の舞台であり、実在するフィリピンのホロ島をユニークにPRする内容。ナレーションが弾むような声で「ここは自然がいっぱいの魅惑の島!」「アグレッシブな住民たちがお出迎え!」とアピールする一方で、映像は屈強な反政府ゲリラ(アグレッシブな住民たち)が銃を乱射し、人々をひっ捕らえようとする模様を描出する、ギャップが印象的な仕上がりとなっている。



【「ロスト・フライト」作品概要】
場面写真
(C)2022 Plane Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.

悪天候のなか、落雷でコントロールを失った航空機のブレイザー119便は、奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着する。機長のトランスや乗客ら17名はからくも一命をとりとめたが、不時着した場所は凶暴な反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。ゲリラたちが迫りくる中、トランス機長は生き残りをかけ、乗客の1人だった移送中の犯罪者ガスパールと手を組む。

乗客を守るべく奮闘するトランス役をジェラルド・バトラーが務め、トランスと手を組むことになる謎めいた犯罪者のガスパール役にドラマ「ルーク・ケイジ」で知られるマイク・コルター

元MI6という経歴を持つスパイ小説家チャールズ・カミングが執筆した脚本をもとに、「アサルト13 要塞警察」「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男」のジャン=フランソワ・リシェ監督がメガホンをとった。


【フィリピン・ホロ島とは?】過激派が拠点とする危険な島

劇中の反政府ゲリラ
(C)2022 Plane Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.

物語の舞台となったホロ島は実在している。過激派のアブ・サヤフが拠点とし、身代金目的の誘拐事件が横行。組織だけでなく、現地の住民や地元当局も犯罪に加担している可能性も噂されており、日本の外務省はホロ島を含む、ミンダナオ島西部エリアにレベル3(渡航中止勧告)を出している。

なお本作ではホロ島が“世界最悪の島”として描写されているだけに、フィリピンの上院議員から「国の名声と名誉を傷つける」と懸念が表明され、同国での上映は自主規制されている。

なぜ、ホロ島が舞台に選ばれたのか? 脚本のチャールズ・カミング(かつてMI6にスパイとして所属していた経歴の持ち主)が、家族との休暇時に「自分たちの乗った飛行機が、テロリストの支配する地域に行き先変更になったら」と考え、アイデアを膨らませて物語が誕生したという。

そしてリサーチの末に、特殊部隊の工作員に「足止めを食らったら困る場所」と目されていたホロ島が舞台に選ばれた。プロデューサーのマーク・バタン(「シカゴ7裁判」「アド・アストラ」など)は、「ISISほどマスコミに注目されてはいないが、周辺には数百の島があり、宗教思想の過激派と資本主義を掲げるゲリラが支配している。観客がこれまで目にしたことのない新鮮な舞台だと考えたんだ」と、島が作品全体に与える影響の強さを示唆している。

ロスト・フライト」は、11月23日から公開。

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