【来日間近】ティモシー・シャラメがウィリー・ウォンカになるまで 「最初から夢みたいなプロジェクト」
2023年11月17日 05:00
映画「チャーリーとチョコレート工場」で有名な工場主ウィリー・ウォンカの“はじまりの物語”を紡ぐ「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」から、来日を来週に控えるティモシー・シャラメのインタビューをおさめた特別映像(https://youtu.be/xO7U9sWCLiI)がお披露目。シャラメが、ウォンカになるまでの舞台裏を振り返った。
本作は、ロアルド・ダールの名作「チョコレート工場の秘密」をもとにしたオリジナルストーリー。夢見ることを禁じられた街で、若き日のウォンカが、亡き母と交わした「おいしいチョコレートの店を作る」という夢を追う。
本編映像の冒頭で、「僕はウィリー・ウォンカ」の挨拶でカチンコが鳴り響くと、ウォンカのチョコレート店の光景が広がる。桜の木などピンク色が幻想的な雰囲気のなか、ウォンカが綿あめの雲にふんわり乗るさまが映し出されると、一気に甘い香りが漂ってきそうな世界観に引き込まれる。シャラメは、「ウィリー・ウォンカは誰もが知っている物語の登場人物。最初から夢みたいなプロジェクトだった」と喜びを明かす。
「パディントン」シリーズで知られるポール・キング監督は、「ティモシーは素晴らしい役者だよ。まだ若く、純粋で希望に満ち溢れているウォンカを魅力的に表現している」と、シャラメの演技を絶賛。「この映画を作るうえで本当のパートナーのようだった。撮影したものを一緒に見て、どうやったら上手くいくか会話を重ねた。ティモシーは、どんな要望にも細かく応えてくれた」と、どんなシチュエーションでもキング監督の演出に丁寧に寄り添ったシャラメへの感謝の言葉を口にした。
チョコレートの木を登ったり、風船で舞い上がったりする姿からも分かるように、どんな時でも前を向き、亡き母との約束の夢を諦めない、優しくも強い心を持つウォンカ。そんな魅力溢れる役どころに、シャラメは「ウォンカを演じることができて、この物語の一部になれて、本当に光栄だよ」といい、「この映画は本当に喜びが溢れている。世の中に光を照らしてくれるような作品なんだ。夢見ることを応援してくれるし、僕にとってはそれが力をくれる」と、作品から力を得ていることを、力強く語った。
来週に迫った来日イベント「マジカル・チョコレート・ナイト」には、シャラメをはじめ、オレンジ色の小さな紳士ウンパルンパ役のヒュー・グラント、キング監督、そしてデビッド・ハイマン、アレクサンドラ・ダビーシャーらプロデューサー陣も集結。「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、12月8日に全国公開される。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
【インタビュー】ティモシー・シャラメは作品に“魔法”をかけた「非凡な存在」 「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」監督が語る魅力と才能
2023年10月30日 13:00