蔵出し、初出し、人気作を過去最多上映する「第10回記念 これもあれも市川準!」開催
2023年11月14日 19:00
犬童一心監督の企画で2014年にスタートした市川準監督特集は、今年で第10回を迎えるのを記念し、過去最多の作品を上映する。ファンの多い「大阪物語」をはじめ、「BU・SU」「東京兄妹」など市川監督の代表作はもちろん、30年ぶりの上映となる「きっと、来るさ。」など本特集初上映作品や短編集など盛りだくさんのラインナップとなっている。
長編では「あおげば尊し」を初上映。原作・重松清、出演はテリー伊藤と薬師丸ひろ子という劇場で観る機会がなかった貴重な一作。短編集では、欽ちゃんのシネマジャック「きっと、来るさ。」が東京での劇場公開が初となる。製作総指揮の萩本欽一氏による、「1本15分の短編映画を5本立て」「1本につき300円」「見たい本数分だけ自己申告制で払う」という新興行システムにて誕生した一本。

また、「BU・SU」「東京兄妹」に出演の広岡由里子、「東京兄妹」「トキワ荘の青春」の脚本を担当した鈴木秀幸、“市川組”の重要メンバー広川泰士(撮影)、中須岳士(照明)、橋本泰夫(録音)をゲストに迎えてトークイベントも開催。犬童監督、映画評論家の尾形敏朗氏との対談形式で行われ、出演者と技術スタッフによるエピソードトークから、市川監督を多角的に知ることができる貴重な機会となる。
なお、先着順で希少プレゼントがもらえる鑑賞スタンプラリーを実施。6作品鑑賞(短編集は1作品としてカウント)で小冊子「監督 市川準」、全作品コンプリートで市川監督直筆イラストがプリントされたテレフォンカード(今の時代に手にするとよりレア)を限定数プレゼントする。タイムスケジュールは目黒シネマ公式サイト(http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html#coming_soon)に掲載。
2008年に59歳で急逝した市川監督は生前、「テクニックが消え、『人を観た』という記憶だけが鮮烈に残る。そういう映画が好きだ。『役者』の『生理そのもの』を見つめること。役者には恐怖だが、観客にとってはこれほど興奮できることはない」と語っている。
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