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ジョン・シナ主演の新作アクション映画、史上最低映画の仲間入り

2023年11月9日 20:00

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「フリーランス(原題)」
「フリーランス(原題)」
写真:Everett Collection/アフロ

映画やテレビ番組に対する批評家の満足度を集約する「ロッテントマト」は、いまや作品の質を示す指標として広く認知されている。一概に批評家と言っても好みは人それぞれなので、極端な数字になることは珍しいが、このほど最低となる0%を獲得した新作映画が登場した。「ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結」「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」のジョン・シナが主演を務める「フリーランス(原題)」だ。

同作は、独裁者に取材をするために女性記者(アリソン・ブリー)が南米に行くというストーリーで、ボディーガードとして同行するフリーランスをシナが演じている。監督は「96時間」のピエール・モレル。10月27日に全米で封切られている。

ストーリー設定を聞く限り、「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」や「ザ・ロストシティ」のようなアクションとロマンスを織り交ぜた冒険映画のようだが、ロッテントマトに掲載された批評は手厳しい。

「『フリーランス(原題)』は圧倒的な無である。ロマンスはない。コメディもない。アクションもない」(RogerEbert.com)、「最後に私たちが得るものは、映画のフランケンシュタインで、異なるジャンルの要素が考慮や手間なく組み合わされている」(Slant Magazine)、「ジョン・シナにはもっとマシな作品が与えられるべきだ。私たちにとっても同様である」(Globe and Mail)とひどい言われようで、22人の批評家全員が駄作を意味する「腐ったトマト」と認定している。

ちなみに、ロッテントマトで満足度0%の作品には、ジョン・トラボルタ主演の「ギャング・イン・ニューヨーク」(2018)や、アントニオ・バンデラスルーシー・リュー主演の「バリスティック」(2002)、「ジョーズ’87 復讐篇」(1987)などがある。

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