ムロツヨシ主演「身代わり忠臣蔵」寛一郎、板垣瑞生、橋本マナミら参戦！　メインキャスト勢ぞろいの完全ビジュアル披露

本作は、土橋章宏氏による同名小説を映画化するもの。大石内蔵助（おおいしくらのすけ）率いる忠義の赤穂浪士達が、亡き殿・浅野内匠頭（あさのたくみのかみ）の仇である吉良上野介（きらこうずけのすけ）への討入を成し遂げる時代劇「忠臣蔵」に、“身代わり”という斬新なアイデアを加えた。

ムロは主人公・吉良孝証（きらたかあき）とその兄・吉良上野介の2役に挑み、性格が真逆の兄弟を巧みに演じ分ける。脚本には原作者の土橋を迎え、「総理の夫」「かぐや様は告らせたい　天才たちの恋愛頭脳戦」の河合勇人監督がメガホンをとった。時代劇のプロフェッショナル達が集う東映京都撮影所が製作を手掛けた。

物語は、嫌われ者の旗本、吉良上野介（ムロ）が、城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられたことから始まる。お家取り潰しの危機に直面し、両家とも大ピンチ。ここで吉良家家臣から出てきたのは、まさかの奇想天外な打開策。殿にそっくりな弟・孝証（ムロ）を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。

永山瑛太が大石内蔵助を演じるほか、川口春奈が吉良邸に仕える侍女・桔梗役で出演。林遣都が吉良家家老・斎藤役、北村一輝が五代将軍・徳川綱吉役、柄本明が徳川家の側用人・柳沢で共演し、赤穂浪士のメンバーで尾上右近、森崎ウィン、星田英利、廣瀬智紀、濱津隆之が顔を揃える。

このほど発表されたのは、吉良家に忠誠を誓う家臣と遊女たちを演じる5名。寛一郎が扮するのは、吉良家内でも随一の剣客である清水一学。血気盛んで刀を抜かずにはいられない性分という役どころだ。

本多は、吉良家の門番を務める家臣、堀江半右衛門役で参戦。些細なことに驚いてしまい門を突破されがちな門番をコミカルに演じた。板垣は、妻と息子を愛する心優しいイクメンの加藤太右衛門役で出演。上野介を恐れてはいるものの、確かな忠誠心をもって遣える家臣という役柄だ。

橋本は、江戸随一の遊郭・吉原で登場する花魁・高尾太夫役を担う。屈強な男さえも無力化してしまうほどの妖美な魅力に、孝証たちも虜にされてしまう。加藤は高尾太夫と共に孝証たちを魅了する春凪役で、可憐なルックスとは裏腹に兼ね備えた妖艶さで男をイチコロにしてしまう遊女を演じる。

「身代わり忠臣蔵」は24年2月9日から公開。