マーゴット・ロビー製作会社&ブラッド・ピット製作会社、名作「影無き男」をリメイク
2023年10月18日 22:30
作家ダシール・ハメットの小説をW・S・バン・ダイク監督が映画化した「影無き男」(1934)は、ウィリアム・パウエルとマーナ・ロイが主演。新婚生活を楽しんでいた元探偵のニックと妻ノラが、友人の娘から依頼され、彼女の父親である発明家の失踪事件を調べるサスペンスコメディで、アカデミー賞作品賞など4部門にノミネートされた。その後、5本の続編が製作され、一時はロブ・マーシャル監督とジョニー・デップのコンビでリブートも企画されたが実現には至らなかった。
米Deadlineによれば、ラッキーチャップとプランBは米脚本家組合のストライキ前から「影無き男」の権利獲得の準備を進めてきたとのことで、リメイク版は2社が共同製作するものと見られている。契約が締結次第、脚本家の選定に入る。
ラッキーチャップは、グレタ・ガーウィグ監督、ロビー主演の映画「バービー」をプロデュースし、同作は世界興業収入13億ドルを突破して現時点で今年最大のヒット作となった。プランBがプロデュースしたデビッド・フィンチャー監督、マイケル・ファスベンダー主演の新作「ザ・キラー」は、Netflixで11月10日から配信開始。