ムロツヨシ主演「身代わり忠臣蔵」永山瑛太率いる赤穂浪士ら含む追加キャスト発表

(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会

俳優のムロツヨシが主演を務める映画「身代わり忠臣蔵」で、永山瑛太が扮する大石内蔵助が率いる赤穂浪士のメンバーなど追加キャストが発表された。尾上右近、森崎ウィン、星田英利、廣瀬智紀、濱津隆之、野村康太、入江甚儀、野波麻帆が参加する。

大石内蔵助（おおいしくらのすけ）率いる忠義の赤穂浪士達が、亡き殿・浅野内匠頭（あさのたくみのかみ）の仇である吉良上野介（きらこうずけのすけ）への討入を成し遂げる国民的時代劇「忠臣蔵」に、“身代わり”という斬新なアイデアが加わり生み出された土橋章宏著の同名小説を映画化。ムロは主人公・吉良孝証（きらたかあき）とその兄・吉良上野介の2役に挑み、性格が真逆の兄弟を巧みに演じ分ける。大石内蔵助を永山瑛太が演じる。原作者の土橋を脚本に迎え、監督は「総理の夫」（21）、「かぐや様は告らせたい　天才たちの恋愛頭脳戦」（21）の河合勇人。時代劇のプロフェッショナル達が集う東映京都撮影所が製作した。

物語は、嫌われ者の旗本、吉良上野介（ムロ）が、城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられたことから始まる。お家取り潰しの危機に直面し、両家とも大ピンチ。ここで吉良家家臣から出てきたのは、まさかの奇想天外な打開策。殿にそっくりな弟・孝証（ムロ）を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。川口春奈が吉良邸に仕える侍女、桔梗役、林遣都が吉良上野介にそっくりな弟・孝証に“身代わり”を持ちかけ、奔走する吉良家家老・斎藤役、北村一輝が五代将軍・徳川綱吉役、柄本明が徳川家の側用人・柳沢に扮する。

尾上右近は赤穂のヤングプリンスこと浅野内匠頭役。曲がったことが嫌いで、文武にも励むなどマジメな性格という役どころだ。森崎ウィンは、赤穂藩でも一二を争う実力の剣豪の血気盛んな性格で吉良討伐への想いも強い堀部安兵衛役を演じる。星田英利は、赤穂藩の参謀で家老である大石に、討ち入りを直訴する仇討ち一派の筆頭原惣右衛門役。主君への忠誠心も人一倍強いが、時に空回りしてしまって大石を困らせてしまう、なんとも憎めない役どころとなっている。廣瀬智紀は、赤穂藩士の中でも大石に次いで当主・浅野内匠頭からの信頼が厚く、主君の最期まで側で仕えた仕事デキクール家臣の片岡源五右衛門役。濱津隆之は奥田孫太夫役を演じる。赤穂藩の仇討ち一派の浪士で、涙もろい性格だが主君への忠誠心も強い剣士だ。

野村康太が吉良仇討ちを目論む一派の若い浪士の岡野金右衛門役、入江甚儀が燃える特攻隊長の間十次郎役を演じる。そして、大石内蔵助の妻・りく役に野波麻帆。腰抜けで優柔不断な主人を優しく導く妻であり、よき理解者として大石を支える。

「身代わり忠臣蔵」は24年2月9日から公開。