ディズニー100周年記念作品「ウィッシュ」 ヒロインの日本版声優は生田絵梨花「願いが叶いました!」
2023年10月13日 05:00
生田絵梨花が、ディズニー100周年記念作品「ウィッシュ」のヒロイン、アーシャの日本版声優を務めていることがわかった。US本社のオーディションで掴み取った生田は、「“願い”が叶いました!」と喜んでいる。
どんな願いも叶う魔法の王国で、王国の驚くべき真実をたった一人知ってしまった新・ディズニー・ヒロイン“アーシャ”。願いを信じ続けたアーシャが、奇跡を起こす。
生田は「乃木坂46」の中心メンバーとして活躍し、卒業後はミュージカル、ドラマ、映画と幅広く活躍し、ミュージカル「MEAN GIRLS」「四月は君の嘘」で主演、ヒロインを務める。2018年には「モーツァルト!」で「アナと雪の女王」シリーズのエルサ役を担当した松たか子も過去に演じたヒロイン役を務め、同年の「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」と2作品での演技に対し菊田一夫演劇賞を受賞。圧倒的な歌唱力と演技力で活躍の場を広げ続けている。
ディズニー作品の声優を務めるのが夢と語るほど、大のディズニー好きでも知られており、本作の公開を知った時、「オーディションがあったら受けたい!」と考えていたという。
アーシャは王国で暮らす普通の少女だが、みんなの願いを取り戻すため勇気を振り絞って、ディズニー史上最も恐ろしいヴィランに立ち向かっていく。声優にはそんな心の変化を表現できる高い演技力が求められるが、US本社のオーディションを経て確かな演技力、そして高い歌唱力はもちろん、生田自身のまっすぐさと透明感の中にある力強さを感じさせる声がアーシャ像と合致することから、日本版声優の座を射止めた。
生田はオーディション合格を知った際のことを「サプライズ的に聞いたので、最初は本当にびっくりして、呆然としてしまったのですが、落ち着いてからマネージャーさんに『合格したよー!』と報告している時に、涙が出てしまいました。ものすごく夢だったので、嬉しかったです。“願い”が叶いました!」と振り返る。
100周年という節目の作品のディズニー・ヒロインの声を担当することについては「100周年を背負うと思うとすごくプレッシャーはあるのですが、一緒に日本版を作ってくださっているチームの皆さんが、私が自由に表現できるように本当に温かく支えてくださっているので、アーシャとして楽しくアフレコをさせていただいています」と明かす。
「『ウィッシュ』の世界や、キャラクターをきっと愛してもらえるだろうと、今レコーディングしながら思っていますし、そうなるよう、引き続き命を吹き込んでいけたらなと思います」と熱く意気込み。歌唱シーンにも挑み、「ずっとディズニーのキャラクターが好きで、ディズニー作品の歌を歌うことが好きだったので、今回まさか自分のキャラクターとして歌わせていただけるというのは不思議で嬉しい気持ちです」と話している。
あわせて、新ディズニー・ヒロインを紹介する特別映像(https://youtu.be/NLMz8vXfxQY?si=a6-hcaJ72JVHfA8e)も披露された。
「ウィッシュ」は、12月15日から全国公開。本国版のアーシャの声優は、「ウエスト・サイド・ストーリー」で第94回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズが務めている。
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