マ・ドンソク主演「犯罪都市」シリーズ最新作、24年初春公開! 敵役で青木崇高、イ・ジュニョクが参戦
2023年10月12日 12:00
マ・ドンソク主演の「犯罪都市」シリーズ最新作「The Roundup: No Way Out(英題)」が、「犯罪都市 NO WAY OUT」の邦題で2024年初春に新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋ほかで全国公開されることが決定した。
本作は、「新感染 ファイナル・エクスプレス」(16)で大ブレイクし、「エターナルズ」(21)でマーベルヒーローの一員となったマ・ドンソクが主演・プロデュースを務める人気シリーズの第3弾。最新作では拳一つで悪党たちに立ち向かう“怪物刑事”マ・ソクト(マ・ドンソク)が、ソウル広域捜査隊に異動し、新種薬物事件の背後にいる新たな強敵と戦うさまを描く。監督は前作「犯罪都市 THE ROUNDUP」から引き続き、イ・サンヨンが担当した。
5月の韓国オープニング興収は、同時期公開のハリウッド大作「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」を押さえ、第1位を記録。公開から約1カ月後には、前作「犯罪都市 THE ROUNDUP」に続いて動員1000万人を突破した。24年5月には、第4作の韓国公開が予定されている。
ベトナムでの凶悪犯一斉検挙から7年後。マフィアも恐れる“怪物刑事”マ・ソクトは、ソウル広域捜査隊に異動し、ある転落死事件を捜査していた。捜査を進めるうち、事件の背後に新種の合成麻薬と、日本のヤクザが関わっているという情報を掴む。一方、麻薬を盗んだ組織員たちを処理するため、極悪非道な“ヤクザの解決屋”リキ(青木崇高)が、一条親分(國村隼)の指示のもと密かにソウルへ送りこまれていた。さらに消えた麻薬の奪取を目論む“汚職刑事”チュ・ソンチョル(イ・ジュニョク)も加わり、事件は三つ巴の激戦に突入。2人の最強の敵を前にマ・ソクト最大のピンチが訪れる。
今作には、シリーズで初めて2人の敵が登場。敵役の1人として抜擢されたのは、韓国映画初挑戦となる青木崇高。極悪非道な“ヤクザの解決屋”リキ役を演じた。外国人俳優が敵役を務めるのはシリーズ初となり、青木の日本刀アクションは韓国の観客に強烈な印象を残した。青木は本作のために、自身の出演作「るろうに剣心」シリーズのアクションチームを招き、日本でのトレーニングを自ら買って出たという。練習映像を撮影して「犯罪都市」の製作スタッフに共有するなど、真剣に取り組んだ。
もう一人の敵役“汚職刑事”チュ・ソンチョル役は、ドラマ「秘密の森」シリーズ、映画「神と共に」シリーズなどで注目を集めた俳優イ・ジュニョク。厳しいトレーニングで20キロ以上の増量を行い、既存の敵役とは違った魅力を見せるためにボイストレーニングを行った。さらに、ナ・ホンジン監督作「哭声 コクソン」で謎の男を怪演し、韓国のアカデミー賞と称される青龍映画賞で2冠を獲得した國村隼が、ヤクザの親分役として出演し、その存在感を示す。
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