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「さいたま国際芸術祭2023」濱口竜介「ハッピーアワー」はじめ、小田香、ドラン、テレンス・マリック作品や短編アニメを上映

2023年10月12日 21:00

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ギリシア出身のミハイル・カリキス氏によるさいたま市内の高校生らが参加する新作映像作品
ギリシア出身のミハイル・カリキス氏によるさいたま市内の高校生らが参加する新作映像作品

さいたま市を舞台に3年に一度開催される芸術の祭典「さいたま国際芸術祭2023」が、10月7日開幕した。6日には内覧会が行われた。メイン会場となる「旧市民会館おおみや」は、現代アーティスト、写真家、盆栽師、研究者ら、国際的に活躍するアーティストの作品が展示され、透明板による迷路のような導線の下、空間の分断と接続を楽しみながら展示空間をめぐる仕様となっている。

今年のテーマを「わたしたち」とし、気候変動、社会格差、分断など、さまざまな問題を抱える世界をあらたな目線でもう一度「みる」ことにつながる芸術祭を目指すという。メイン会場大ホールでは、連日、音楽、パフォーミング・アーツ、映画上映などが開催される。

映画作品はジャンルを問わず、芸術祭テーマ「わたしたち」を象徴する長編として小田香セノーテ」(19)、グザビエ・ドランたかが世界の終わり」(16)、シャー・チン「孤独な存在」(16)、テレンス・マリックボヤージュ・オブ・タイム」(16)、濱口竜介ハッピーアワー」(15)、プッティポン・アルーンペン「マンタレイ」(18)の6作品と、日本の若手アニメーション作家が手掛ける作品を紹介するプログラムとして若林萌「サカナ島胃袋三腸目」(22)、金子勲矩「Magnified City」(22)、小野ハナ「such a good place to die」(14)の短編アニメーション3本を上映する。

すべての映画作品上映前には、小田香監督の短編「OUR CINEMAS」(18-20)が上映される。小田監督作品の選出について、ディレクターの現代アートチーム目[me(eにアクサンテギュ)]の南川憲二氏は、「『セノーテ』をコーディネーターの方に紹介していただいた。今回、自分たちが作りたいのは、わからないことを肯定したい芸術祭。わかりやすく、わかりにくい芸術祭になっていると思う。『セノーテ』の舞台となる町の暮らしの中心に圧倒的な謎がある場所があることが、この芸術祭を構想していくことと共鳴し、これしかないという思いで選んだ」と説明した。

映画作品の鑑賞料金はメイン会場入場チケットに含まれる。上映当日の午前10時よりメイン会場受付でその日の全映画作品の入場整理券が配布される。入場は整理券番号順、自由席、各回完全入れ替え制。プログラム詳細や上映時間は公式HP(https://artsaitama.jp/)で告知される。

会期は10月7日~12月10日。メイン会場:旧市民会館おおみや(「さいたま新都心駅」「大宮駅」より徒歩約15分)のほか、市内の文化施設やまちなかでも関連プロジェクトが多数展開される。

鑑賞料金は、入館日のみメイン会場を鑑賞できる1DAYチケット(再入館可)、一般2000円/さいたま市民1500円。会期中何度でもメイン会場を鑑賞できるフリーパスは一般5000円/さいたま市民3500円。※購入特典(ストラップ付パスケース)あり。

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