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第36回東京国際映画祭、チャン・イーモウ監督に特別功労賞

2023年10月10日 16:00

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チャン・イーモウ監督
チャン・イーモウ監督

第36回東京国際映画祭は、中国映画界を代表する監督であるチャン・イーモウに特別功労賞を授与することを発表した。

特別功労賞は、永年の国内外を含めた映画界への貢献が目覚ましい人々へ贈られるもので、チャン監督は、73歳を迎えた今もなお、多彩なヒット作を世に送り出し、各地の国際映画祭で数々の賞を受賞。その長年の映画界への貢献を評価し特別功労賞の授与が決まった。

1978年から北京電影学院で撮影を学び、82年に卒業後、「紅いコーリャン」(87)で監督デビューを果たす。中国映画界の第5世代を代表する監督として、幅広いジャンルの作品を生み出し、「秋菊の物語」(92)、「活きる」(94)、「あの子を探して」(99)などで、名だたる国際映画祭で数多くの賞を獲得している。2023年1月に中国で公開された「満江紅(マンジャンホン)」は45億元の大ヒットを記録した。

最新作「満江紅(マンジャンホン)」は、中国の旧正月に公開され歴史的大ヒットを記録し(現時点で2023年公開の中国映画で第1位)、今年の東京国際映画祭のガラ・セレクション部門作品に選出された。会期中の来日を予定しており、国際交流基金と共催の「交流ラウンジ」でトークセッションが予定されている。特別功労賞の授賞式は、10月23日のオープニングセレモニーで行われる。

第36回東京国際映画祭は、10月23日~11月1日、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。

チャン・イーモウ監督コメント
今回「特別功労賞」をいただき、とても光栄です。「映画」は世界各国の人々を結びつける懸け橋となり、民族や文化を超える交流と相互理解を促進することができます。
私には忘れられないことがあります。それは1990年に黒澤明監督がアカデミー名誉賞を受賞した時のことです。当時私はまだ駆け出しの映画監督として客席にいました。黒澤監督はそのスピーチの中で、「映画というものをまだしっかり掴んでいない」と話されました。この言葉は今でも記憶に刻まれています。
この賞を贈ってくださった東京国際映画祭に感謝いたします。また、皆さんからの励ましや応援に感謝申し上げます。これをひとつの起点と考え、今後も映画の本質を理解して、素晴らしい映画を撮る努力を続けてまいります。

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