活きる
劇場公開日:2002年3月23日
解説
海外の映画祭で輝かしい実績を持つチャン・イーモウ監督が、時代に翻弄される家族の姿を描く。脚本は同タイトルの原作も手掛けたユイ・ホア。博打で家財を失ったフークイは、貧しいながらも家族と平穏に暮らす。生業である影絵芝居の巡業中、内戦に巻き込まれやっとの思いで家へ戻ると、母は亡く、娘は口がきけなくなっていた。原作の悲劇的なエンディングとは違い、救いのあるラストで幕を閉じる。カンヌ映画祭審査員大賞、主演男優賞受賞。
1994年製作/131分/中国
原題:活着
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2023年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
動画配信で映画「活きる」を見た。
劇場公開日:2002年3月23日
1994年製作/131分/中国
原題:活着/To live
葛优(福貴)
巩俐(家珍)
牛犇(村長)
郭涛(春生)
姜武(二喜)
倪大宏(龍二)
李連義(老全)
張艺谋監督
カンヌ映画祭審査員大賞、主演男優賞受賞。
福貴は地主の放蕩息子。
サイコロ賭博に夢中。
影絵人形芝居が好きで歌がプロ並みに上手い。
気が小さい。
家珍は福貴の妻。
夫の賭博狂いに悩まされており、静かな生活を望んでいる。
1940年代から1960年代までの福貴と家珍夫婦の日常を描く。
サイコロ賭博で負け続け、実家の屋敷を失った福貴。
父親は怒りのあまりにショック死してしまう。
妻は愛想をつかし実家に戻る。
福貴は影絵人形芝居で食いつなぐ。
1950年代には国民党軍と人民解放軍の内戦が勃発。
1960年代には文化大革命に人民たちは熱狂し、
資本家たちや学校の先生や医者たちは
人民から糾弾される存在となってしまう。
闇の部分が少なくない文化大革命だが、
政治的理由により、本国では放映が禁止されていた。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
2021年9月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
古事成語にあるように、悪いことはいいことの前ぶれで、いいことは悪いことの前ぶれで、常に中庸を、淡々と活きることがわかった。
2021年9月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
心に刺さった。暗い時代の話だけど、登場人物が明るいので救いがある。
どんな時代でも、一般人はその中で楽しみを見出して逞しく生きることができるのだと思った。
そしてコン・リーが美しい。
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1940年代、1950年代、1960年代の中国の大きな変革の波に翻弄された、人間万事塞翁が馬のことわざのような人生を歩んだ一家族の物語で、イーモウ監督の傑作の一つだ。ただ、二人の子供を失ってしまう展開は見ていて辛すぎる。