玉山鉄二&大塚明夫、ふたりの“次元大介”による夢の初対談! 次元愛満載のスペシャル映像
2023年10月3日 18:00
Amazon Original映画「次元大介」のスペシャル映像(http://youtu.be/R_sG9pwQl3s)が、このほど披露された。“実写版”次元大介を演じる玉山鉄二と、アニメーション作品「ルパン三世」で次元大介を演じる声優の大塚明夫という“2人の次元”が、本作の魅力などを語っている。
「ルパン三世」シリーズの中でも随一の人気を誇る次元大介を主役に据えたアクション映画。Amazonスタジオと「ルパン三世」をプロデュースし続けてきたトムス・エンタテインメントが、クールで義理堅く、哀愁に満ちた次元大介のオリジナルストーリーを創出した。実写映画「ルパン三世」で次元大介を演じた玉山が、本作で再び主演として同役を務める。
対談映像では、本作ならではの世界観をまとうように、シックなスーツに身を包んだ玉山と次元のアイコンでもある帽子を身に着けた大塚が、並々ならぬ熱意をもって演じる次元の魅力や互いへのリスペクトの思いについて語っている。2021年に放送されたアニメ「ルパン三世 PART6」から次元を演じている大塚。50年間にわたり次元を演じたレジェンド・小林清志さんから受け継ぎ、大塚自身も一人の“次元ファン”として、次元像を大切に守りながら演じ続けている。
大人気キャラクターである“次元大介”を演じることに対し、初代の小林さんから役を受け継いだ当時について、大塚は「『え!?(小林)清志さんになにかあったの?』ってヒヤッとした」と振り返りながら、「清志さんは最後まで頑張っていて、50年(次元を)やったわけですよ。50年分の荷物がドサッと、『重たいなこれ!』って。これは大変でしたね」とプレッシャーを感じながら大切に演じていることを語っている。
実写で次元を演じるにあたって玉山は、そんな大塚氏がアニメで演じる次元を参考にして役作りをしていたそう。「それが僕の軸になっていて、道しるべになってくれている存在だなと感じます」と大塚をリスペクトする思いを明かすと、一足先に本作を鑑賞した大塚は「リスペクトするところだらけで、出てきて、『あ、次元だ!』ってなるくらいカッコいい! 次元を演じる時は誰でも次元っぽくカッコよくしなきゃって思うはずなのに、そういうことをしていなくてもカッコいい。これができそうでできない。改めて、玉山鉄二すげえ!」と絶賛した。
次元の魅力について、大塚は「常に大人のカッコ良さがある」、玉山は「次元は『なったものはしょうがねえ』とすべて受け入れる。そういう潔さみたいなものが次元の魅力だと思います」と説明。優しさや気遣いを周囲に押し付けないところが、往年の名作映画「男はつらいよ」に登場する“寅さんみたい”と声を揃えて語り合うのも、“次元大介”を演じる2人だからこそ。トークの最中には、玉山が実際に撮影で使用した小道具の銃をこなれた手つきで扱う様子も映し出されている。
本作について玉山は「アニメシリーズだけじゃ描かれない、次元に対して視聴者の方々が想像する、“次元ってルパンといない時ってどうしているんだろう”という余白の部分を映像化している」と語り、次元大介を主人公にしたオリジナルストーリーを描く本作の見どころをアピール。迫力満点の本格アクションと共に描かれる人間味溢れるテイストについて、大塚は「ガンマンが、小さな娘が苛まれている姿に耐えられなくて、命を懸けて救い出して…っていうところにカタルシスがある。娯楽として本当に優れているなと思う」と述べると、「あ~!おもしろかった!」と心からの称賛の言葉をかけた。
「次元大介」は、10月13日よりPrime Videoにて世界同時配信。