「死霊館のシスター 呪いの秘密」V2! 「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」は2位に初登場【全米映画ランキング】
2023年9月20日 12:00

夏シーズンの盛況ぶりは遠ざかり、9月第3週の北米映画市場の興行成績は下降を続けています。市場全体の累計興行収入は、2月の「マジック・マイク ラストダンス」が首位を獲得した2月第2週に次いで、2023年で2番目に低い結果となりました。秋の冷え込みのなか、ホラー映画とミステリー映画が、週末3日間の興収ランキングの1位と2位にランクインしました。
大ヒットホラーシリーズの続編「死霊館のシスター 呪いの秘密」(ワーナー・ブラザース)が前週に続き、首位を獲得。上映館数を増やし、週末3日間で興収1470万ドルをあげました。累計興収は、製作費3500万ドルを超える、5600万ドルを突破しました。
ケネス・ブラナーが名探偵エルキュール・ポアロを演じるミステリーシリーズの最新作「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」(20世紀スタジオ)は、2位に初登場しました。本作は、ブラナーが主演・監督を務め、推理作家アガサ・クリスティによる小説シリーズを映画化した、「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」に続く第3弾。ポアロが、死者の声を伝えられるという霊媒師のトリックを見破るために、子どもの亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加します。ミシェル・ヨー(「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」)が霊媒師役で共演。マイケル・グリーン(「LOGAN ローガン」)が脚本を手がけています。週末3日間で、興収1450万ドルを記録しました。
デンゼル・ワシントン主演の人気アクションシリーズ第3弾「イコライザー THE FINAL」(ソニー)は、3位をキープ。3週目の週末3日間で興収720万ドルをあげ、累計興収は7300万ドルを超えています。ちなみに上位3作品は全て、イタリアを舞台にしています。
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