「パラノーマル・アクティビティ」シリーズ、英ロンドンで舞台化
2023年9月19日 22:00

大ヒットホラー「パラノーマル・アクティビティ」シリーズが、英ロンドンのウエストエンドで舞台化されることがわかった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
2009年に公開された「パラノーマル・アクティビティ」は、夜な夜な怪奇現象に襲われる一家の恐怖をファウンド・フッテージ(発見されたビデオカメラ等に残された映像)形式で描いた超常現象ホラー。製作費わずか1万5000ドルという超低予算ながら2億ドル近い世界累計興行収入をあげる大ヒットを記録して社会現象となった同作は、その後シリーズ化され、これまでにスピンオフを含む7作品が製作されている。
米パラマウント・ピクチャーズから舞台化の権利を獲得したのは、サイモン・フレンド。アン・リー監督作「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」をはじめ、「ダ・ヴィンチ・コード」や「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」など、数々のヒット映画の舞台化を成功に導いてきた舞台界のベテランプロデューサーで、名優アンソニー・ホプキンスに2度目のアカデミー賞主演男優賞をもたらした映画「ファーザー」でも製作も務めている。
フレンドはウエストエンドでの上演を目指し、自身の制作会社サイモン・フレンド・エンターテインメントを通じてプロデュースにあたる。オリジナル台本は、ブロードウェイ劇「Grey House(原題)」で注目を集めた新進気鋭の劇作家リーバイ・ホロウェイが執筆。演出やキャスティングなどの詳細については、現時点で明らかになっていない。
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