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【本日配信】「火の鳥 エデンの宙」 「改めて“漫画の神様”のすごさを感じた」パンサー向井×吉田尚記×西見祥示郎監督が語る魅力

2023年9月13日 15:00

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18分以上のスペシャルトーク映像披露!
18分以上のスペシャルトーク映像披露!
『火の鳥 エデンの宙』 ディズニープラス「スター」で 9 月 13 日より世界独占配信 (C)Beyond C.

手塚治虫氏の名作漫画「火の鳥」望郷編を、STUDIO4℃がアニメ化する「火の鳥 エデンの宙」が、9月13日の午後4時からディズニープラスで世界独占配信。これを記念し、芸人トリオ「パンサー」の漫画・アニメ好きな向井慧、アニメーション全般に精通するニッポン放送アナウンサーの吉田尚記、そして西見祥示郎監督が、作品の魅力や舞台裏を語りつくす、18分以上のスペシャルトーク映像(https://youtu.be/8mIL_9bnWT4)が披露された。

原作は、“漫画の神様”と謳われる巨匠・手塚氏がライフワークとして手がけた、壮大な叙事詩「火の鳥」全12編のうち、いままで映像化されていなかった望郷編。荒廃していく地球に絶望し、恋人ジョージ(CV:窪塚洋介)とともに辺境の惑星「エデン17」に降り立った主人公ロミ(CV:宮沢りえ)が、1300年の時空を超えて、故郷を目指す壮大なストーリーだ。原作に大胆な現代的アレンジを施しつつ、連載から約50年経った現代に「人間とは、生命とは何か」を問いかける。

吉田は、30年前に入手した「火の鳥」望郷編の原作を、自宅の本棚から持参し、インタビューに臨む気合いの入れよう。早速、「火の鳥 エデンの宙」の企画の成り立ちについて、西見監督に切り込んだ。

「『ブラック・ジャック』は何度も読んでいましたが、『火の鳥』は難しくて、今回初めて正面から向き合いました。『好きにやろう』と思ったけれど、こんなことになるとは思わなくてビビっています」(西見監督)。

そんな謙虚な回答に対し、吉田が石などの鉱物が意思を持つ惑星でのアクションシーンについて、「(西見監督が総作画監督・キャラクターデザインを手がけた)『鉄コン筋クリート』のときの高さの演出のように、本当に自分が空を飛んでいるみたいな気持ちになりました」と感想を伝えると、「あそこは『しめた!』と思いました」と笑顔で自信を示した。

終始、照れくさそうな表情の西見監督に対し、向井は思わず「アニメって、皆さんあんなに自信無い人で作ってるんですか?」と冗談を交えながら、「西見監督の人間味や『いや、僕なんかが……』というバランス感覚がないと、手塚治虫さんという偉大な漫画家の『火の鳥』をアニメ化できなかったんじゃないかと思う」と、持論を展開した。

画像2『火の鳥 エデンの宙』 ディズニープラス「スター」で 9 月 13 日より世界独占配信 (C)Beyond C.

ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」世代の向井にとって、窪塚洋介が声優を務めるロミの恋人・ジョージは、最も気持ちが盛り上がった登場人物だという。西見監督が「原作ではアイパッチで、地球で罪を犯してロミと逃亡する人物。多分、ストレスをすごい抱えてるやろうと思って、髪の毛が禿げている設定にしたのですが、プロデューサーから反対されました」とキャラクターデザインにまつわる裏話を明かすと、向井と吉田が大笑いしていた。

また、漫画では描かれていない部分を映像化するにあたって、「アニメ的な仕掛け、工夫をたくさんした。何も無いところでひとりぼっちになる怖さなど、見ている人も同じ境遇になってもらいたいと思っていた」と、苦心した部分を語った。

最後に向井は「漫画の源流がこんなに壮大で、僕が普段漫画を読んでいる時には動かない脳みその部分がぐるぐると動いた感覚があった。それぐらい壮大なテーマで、でも、すごく身近な問題がいっぱい描かれていて、改めて“漫画の神様”のすごさを感じたし、それを映像化したSTUDIO4℃、西見監督のすごさを感じました」と、漫画・アニメファンの立場から、本作への熱い感想を寄せている。

火の鳥 エデンの宙」は、9月13日の午後4時からディズニープラスで世界独占配信(中国本土を除く)。エンディングが異なる劇場版「火の鳥 エデンの花」は、11月3日から全国で公開される。

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