アンナプルナ、アニメ部門強化 「ニモーナ」クリエイターと契約
2023年9月12日 08:00

アンナプルナ・アニメーションが、新体制と新作のラインナップを発表した。
独立系スタジオのアンナプルナ・ピクチャーズといえば、「ザ・マスター」や「ゼロ・ダーク・サーティ」「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」など作家性の強い作品で知られるが、昨年12月にアニメーション部門を設立。その第1弾「ニモーナ」を今年6月30日にNetflixで世界配信している。
「ニモーナ」はN・D・スティーブンソンのウェブコミックが原作で、中世と未来がミックスした王国を舞台に、濡れ衣を着せられた騎士(リズ・アーメッド)とパンク少女のニモーナが真犯人捜しを行うというSFファンタジー。
元々「ニモーナ」はブルースカイ・スタジオで企画されていたが、ブルースカイは親会社の20世紀フォックスと一緒にディズニーに買収されたのち、閉鎖の憂き目に遭っている。その後、アンナプルナが引き継ぎ、英VFX工房DNEG傘下のDNEGアニメーションが製作を手がけている。
「ニモーナ」が好評であることを受けて、アンナプルナ・アニメーションはクリエイティブ・ディレクターに「ニモーナ」のニック・ブルーノ監督とプロデューサーのジュリー・ザカリーを迎えた。
さっそく新作として、テレビゲーム「Stray」の長編アニメと、オリジナル作品「Foo(原題)」を発表。「Foo(原題)」のクリス・ウェッジ監督は、かつてブルースカイで「アイス・エイジ」シリーズを手がけていたベテランであることから、アンナプルナ・アニメーションが元ブルースカイの受け皿となっていきそうだ。
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