水谷豊×寺脇康文「相棒season22」10月スタート 14年ぶりの再会から1年、新シーズンへの覚悟語る
2023年8月31日 05:00
2000年にスペシャルドラマとして誕生後、国民的ドラマの地位を確立し20年以上にわたってシリーズを重ね、2023年1月25日には放送400回も突破した「相棒」の最新シーズン「相棒season22」が10月スタートする。水谷豊と寺脇康文が続投し、再会2年目を迎える伝説のコンビが、新たなる挑戦に乗り出す。
前作「相棒season21」では、杉下右京(水谷)の初代相棒・亀山薫(寺脇)が“五代目”として帰還。約14年ぶりのコンビ復活は大きな話題を呼び、初回拡大スペシャルでは個人9.8%、世帯17.3%という高視聴率を獲得している。
「season22」は、特命係がひとりの女性に頼まれ、人探しをはじめるところから幕を開ける。 やがてその謎の人物は日本を震撼させた重大事件とつながっていることが判明。特命係は危険な潜入捜査へ。しかし、幾重にもからまる事件の深層に潜んでいたのは、あまりに巨大な陰謀だった――。
かつてないスリリングかつ謎に満ちた始動に、主演の水谷は「到底、想像しきれない予想外の事態が起きるのが、『相棒』なんです。新シーズンでどんなことが起きるのか、我々もとても楽しみにしているんです」と、20年を超えてなお広がりを見せる相棒ワールドへの期待を告白。2シーズン目を迎える寺脇とのコンビについては「昨年は14年ぶりの再会で実際、撮影がスタートしたらどうなるんだろうと思っていたのですが、はじまってみると14年前と何も変わっていませんでした」と“自然な関係”を大切にしていることを明かし、「寺脇くんとは気心も知れていますが、やはり撮影になるとお互いそれぞれの世界を持って、きちんと緊張しあっていい距離感で対峙できる。だから共演していて楽しいんです」と全幅の信頼を寄せる。
復活して2年目のシーズンとなる寺脇は「今年は帰還して2年目ですが、新鮮な気持ちでイチから挑んでいきたい」と決意表明し、「俳優は“本番スタート”の声がかかるギリギリまで、もっと何かできることはないかと探し求め、その時々のベストを出す…。これは豊さんからの“教え”なのですが、僕は毎シーン、これを突き詰めていく。そこだけは絶対に変えないでいようと心に決めています」と、水谷の言葉を胸に刻んで撮影に臨んだ。
「season22」でも、長年シリーズを彩る名キャラクターたちが続投する。警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)、特命係を敵視する野心家の警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)、“鉄の女”の異名を持つ内閣情報調査室トップ・社美彌子(仲間由紀恵)ら、おなじみの面々が、さらなる暗躍をみせる。また、捜査一課の伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)、薬物銃器対策課・角田六郎課長(山西惇)ら作品世界に欠かせない存在も、特命係に絡んでくる。さらに、小料理屋「こてまり」の女将・小出茉梨(森口瑤子)、薫の妻でジャーナリストの美和子(鈴木砂羽)もドラマに絶妙なスパイスを加えていく。
10月から放送スタート。テレビ朝日系列で毎週水曜午後9:00~9:54放送(2クール)。
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