高畑充希×「バービー」グレタ・ガーウィグ監督 ネタバレありのスペシャル対談映像が公開
2023年8月18日 07:00
世界で最も有名なファッションドールを映画化した「バービー」(公開中)から、グレタ・ガーウィグ監督とガーウィグ監督の大ファンを公言し、バービーの声優を務めた高畑充希の対談映像(https://youtu.be/tGKYM2qHvOk)が披露された。
本作は、さまざまなバービーたちが暮らす完璧な世界「バービーランド」から人間の世界にやってきたひとりのバービーが、世界の真実に直面しながらも大切なことは何かを見つけていく姿を描く。
ガーウィグ監督が今月、初来日した際に、高畑との対談が実現。気になるシーンの裏側や監督が映画に込めた思い、初公開エピソードなどを“ネタバレあり”で語っている。
世界中の誰もが知るバービーの映画化だからこそ、「バービーのポジティブな部分と複雑な部分を両方引き出そうと考えた」というガーウィグ監督。多くの観客が感じているように、高畑も「私たちの知っているバービーはかわいい人形のバービーだから、あそこまで深いストーリーを受け取れると想像せずに映画を観たので、ものすごく感動しました」と、本作に強く心を打たれた様子。
CGではなく実際に巨大なセットを作り、圧倒的な完成度で世界中の観客を魅了している“バービーランド”の造形について、ガーウィグ監督は「幼かった頃おもちゃや人形で遊んだ時に触れるということがすごく大切だったから、スクリーンを観ていても触りたくなって手を伸ばしたくなるようなものにしたかった」と強い思い入れを語っている。
バービーが住むドリームハウスや町並み、ビーチの砂までピンク尽くしのセットでは、「みんなセットに足を踏み入れると『はっ!』としていて、演者だけでなくスタッフもマジカルな感覚になれました」と裏話を披露。高畑もそんな素晴らしいビジュアルに魅了された一人で、「バービーランドの世界観から受け取った感覚は、今まで映画の中で観たことも、感じたこともない感覚でした」と絶賛。
ガーウィグ監督は、主人公のバービーを演じたマーゴット・ロビーと、そのボーイフレンド(?)のケンを演じたライアン・ゴズリングについて、初公開となるエピソードも語っている。
さらに、本作での最後の撮影が、人間世界のバス停でのシーンであることも明かし、そこでロビー、ゴズリングと夢について話したそう。「実は二人ともものすごいビビットな夢を見るタイプで、そのときにそれぞれ夢の内容を話してくれたんですが、その内容が美しくて。素敵な夢の生活を送っているんだなと思うとともに、そんな才能溢れる彼らが夢の話を私とシェアしてくれているなんて、自分はなんてラッキーなんだろうと思ったのを覚えています」と優しい笑顔で振り返る。
映像ではそのほか、「バービーランドと人間世界、それぞれのテーマは?」「ケンの仕事である“ビーチ”とはどういう意味?」「予想外の展開が待ち受けるこのストーリーを選んだ理由は?」「女優としても活躍するグレタが、監督をすることで変わったことは?」など、さまざまなテーマで対談が展開。笑顔でカチンコを鳴らすロビーや、ピンク尽くしのセットの中でスタッフと笑い転げたり、ナレーションを担当したヘレン・ミレンを演出するガーウィグ監督など、貴重なオフショットも多数収録されている。
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