「トロン3」撮影延期 監督が労使対立の即時解決を訴える
2023年8月18日 16:00

待望の「トロン」シリーズ第3作「Tron: Ares(原題)」の公開が遅れることが明らかになった。このシリーズは、1982年の映画「トロン」から始まり、2010年の「トロン: レガシー」と続いてきた。ヨアヒム・ローニング監督(「マレフィセント2」)は自身のインスタグラムで、米俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキにより、撮影延期となったことを公表した。
「今日は『Tron: Ares(原題)』の主要撮影の初日であるはずだった。代わりに、150人以上の人々が解雇され、閉鎖されてしまった」とローニング監督。「AMPTP(スタジオ側の業界団体)、SAG-AFTRA、WGA(米脚本家組合)は交渉プロセスを加速し、完了するまでテーブルを離れない必要がある。ここはハリウッドだ。私たちは朝食前に取引を完了させるのを得意としている。それなのになぜ、突然、貴重な毎日を無駄にして、まるで時間を持て余しているかのように振舞っているのか? この戦術には非常にイライラさせられる。いまこそ、公平な条件の下で仕事に戻るための交渉のときだ」
ちなみに、「Tron: Ares(原題)」はジャレッド・レト演じる新キャラクターを軸に物語が展開。前2作と違い、デジタル世界よりも現実世界のパートが多くなるといわれている。前2作に出演したジェフ・ブリッジス、前作のオリビア・ワイルドとギャラッド・ヘルドランドらが登場するかどうかは不明だ。

「マレフィセント2」
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