「バービー」V4! 「ドラキュラ デメテル号最期の航海」、ラジニカーント主演作が初登場【全米映画ランキング】
2023年8月15日 14:00

8月第2週に入り、北米映画市場は、夏シーズンの後半戦に突入。グレタ・ガーウィグ監督作「バービー」(ワーナー・ブラザース)は4週連続で、週末3日間の興行収入ランキングで首位を獲得しました。週末3日間で興収3300万ドル、累計で興収5億2600万ドルをあげています。
クリストファー・ノーラン監督作「オッペンハイマー」(ユニバーサル)は、前週は「MEG ザ・モンスターズ2」(ワーナー・ブラザース)に2位を譲りながらも、今週は再び2位に浮上。週末3日間で、興収1800万ドルを記録しました。累計では興収2億6400万ドルを突破し、2023年公開作品のなかで、7位となりました。この週末に公開された新作映画の本数が少なかったため、「オッペンハイマー」をはじめ、3位の「ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!」(パラマウント)、4位の「MEG ザ・モンスターズ2」は、上映館数を拡大しています。
ユニバーサルのホラー「ドラキュラ デメテル号最期の航海」は、5位に初登場。本作は、何度も映像化されてきたブラム・ストーカーの1897年の小説「吸血鬼ドラキュラ」の第7章「デメテル号船長の航海日誌」をもとにしています。ルーマニアのカルパチア地方からイギリスのロンドンまで、謎めいた50個の無記名の木箱を運ぶためチャーターされた帆船デメテル号は、その航海の途上で毎夜、不可解な出来事に遭遇します。コーリー・ホーキンズ(「イン・ザ・ハイツ」)が、デメテル号で悪夢に巻き込まれる医師クレメンス役で主演。「スケアリーストーリーズ 怖い本」のアンドレ・ウーブレダルが監督、「チェンジリング」でオスカー候補となったトム・スターンが撮影を担当しました。週末3日間で、興収650万ドルをあげています。
インディペンデント・インディアンのアクション映画「Jailer(原題)」は、10位デビュー。ラジニカーント(「ムトゥ 踊るマハラジャ」)が、息子を殺した犯人を探す、引退した警官を演じています。インドと同日にアメリカで公開され、週末3日間で興収250万ドルを記録しました。
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