このトランスフォーマーがチャラい! 最新作「ビースト覚醒」物語が動き出す重要シーン披露
2023年7月29日 11:00
世界的人気を誇る「トランスフォーマー」の最新作で新シリーズの幕開けとなる「トランスフォーマー ビースト覚醒」(8月4日公開)の本編映像が、このほど披露された。
映像はシリーズ初登場となるトランスフォーマー、ミラージュにフォーカスした内容。ドイツの高級車ポルシェから変形し、警戒心バリバリの主人公ノアと穏やかではない初対面を果たすが……ミラージュが驚くほどの“チャラさ”を発揮したことで、2人は瞬時に打ち解けていく。
主人公が無二の相棒となるトランスフォーマーと出合い、物語が動き出す重要な場面だ。なおミラージュの声優は、「サタデーナイト・ライブ」で大人気のコメディアン、ピート・デビッドソンが務めている。
過去のアニメシリーズのなかでも人気が高く、熱狂的なファンを生んだテレビアニメ「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」(1997~98)をベースにしており、監督・キャストを一新。日本に先駆けて全米で公開を迎えは、週末3日間で約6050万ドル(※日本円で約84億4700万円/Box Office Mojo調べ)を記録し大ヒットスタート。評判も上々で、辛口批評サイト「Rotten Tomatoes」の一般鑑賞者の評価は92%(過去シリーズ最高の評価)を叩き出しており、「シリーズ最高傑作」など絶賛の声が上がっている。
日本語吹き替え声優には、中島健人(ノア役)、仲里依紗(エレーナ役)、玄田哲章(オプティマスプライム役)、子安武人(オプティマスプライマル役)、藤森慎吾(ミラージュ役)、高木渉(チーター役)、柚木涼香(ナイトバード役)、ファイルーズあい(アーシー役)、武内駿輔(ホイルジャック役)、本田貴子(エアレイザー役)、飛田展男(スカージ役)、三宅健太(バトルトラップ役)らが参加する。
2007年にマイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮による第1作が公開されて以降、世界的大ヒットを記録してきたSFアクション超大作「トランスフォーマー」シリーズ。本作「トランスフォーマー ビースト覚醒」でもマイケル・ベイは製作として参加しており、随所で彼の存在を感じ取ることができる。
なかでもミラージュのデザインが成立した背景が興味深い。ミラージュはシルバーボディにブルーストライプが映えるポルシェに変形するが、当初、制作陣はフェラーリやランボルギーニなどさまざまな車をモデルに模索したそう。しかし最終的に964型ポルシェ911が選択された。それはなぜか?
シリーズ第一作から携わるプロデューサー、マーク・バーラディアンはこう明かす。「これまで想像し得る限りほとんど全ての車を(映画『トランスフォーマー』シリーズに)登場させましたが、ポルシェは初めてでした。このポルシェがロボットになる姿を見た時、とても特別だと感じられるはずです。丸みを帯びた曲線と美しいデザインで、ミラージュは一際目立つでしょう」。
また、監督を務めたスティーブン・ケイプルJr.は、ミラージュがポルシェであるもう一つの理由が、マイケル・ベイの代表作「バッドボーイズ」(1995)にあると語っている。「実はマイケル・ベイ監督の『バッドボーイズ』へのオマージュなんです。あの映画で初めてポルシェの存在を知ったのですが、見た瞬間、“なんだよ、ウィル・スミスがかっこいい車に乗ってる!”と思いました。このようにオマージュを捧げるのは楽しいですよね」。
新星トランスフォーマー、ミラージュの活躍はいかに? 「トランスフォーマー ビースト覚醒」は、8月4日から公開。
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