イ・ソンミン×ナム・ジュヒョク「復讐の記憶」予告編&場面写真一挙披露 年の差バディによる予測不能な復讐劇
2023年7月11日 12:00

80代の老人ピルジュ(イ・ソンミン)は、過去に家族全員を理不尽な出来事で亡くして以来、家族を死に至らしめた裏切り者への復讐を心に誓い生きてきた。認知症で自分の記憶が長くは続かないと悟った彼は、60年前から計画していた復讐殺人を開始する。運転手として雇われたのは、ピルジュと親しい20代の青年インギュ(ナム・ジュヒョク)。何も知らないインギュは犯行現場近くの監視カメラに映り込んだことで第一容疑者にされてしまう。


「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」「KCIA 南山の部長たち」などで知られるイ・ソンミンは、特殊メイクで80代の高齢者を体現。一方、韓国版「ジョゼと虎と魚たち」やMetflixシリーズ「二十五、二十一」などで注目を集めたナム・ジュヒョクは、ピルジュの復讐計画に翻弄されていく青年インギュを感情豊かに演じた。
監督は、ファン・ジョンミンとカン・ドンウォンの共演作「華麗なるリベンジ」のイ・イルヒョン。「悪いやつら」「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」のユン・ジョンビン監督がプロデューサーを務め、カナダ・ドイツ合作映画「手紙は憶えている」(2015年・アトム・エゴヤン監督)を韓国の歴史と社会文化を織り交ぜて大胆にリメイクし、“異色ずくめのバディ”による復讐劇に仕上げた。

予告編は、事故を起こした赤いポルシェの横でピルジュが頭から血を流しながら立ち尽くし、「私はなぜここにいるんだ?」と語る場面から始まる。次のシーンでは一転、ピルジュがインギュら若い同僚たちとファミレスで働く様子が描かれる。そんな中、ピルジュはある計画を実行するために赤いポルシェをレンタルし、インギュに運転を依頼。計画を知らないインギュが高級車に興奮する様子が映し出される。


映像では、ピルジュが脳腫瘍によるアルツハイマー病を患っていること、60年前の日本統治時代に理不尽な形で家族全員を亡くしたことが明かされ、長年の計画を冷静に実行に移していく様子とともに、ピルジュを制止するために戸惑いながらも同行するインギュの姿が描かれる。
あわせて披露された場面写真には、ピルジュとインギュが出会ったバイト先での楽しそうなシーンや、インギュが心配そうにピルジュの世話を焼く場面なども切り取られ、祖父と孫ほど歳の離れた2人の関係性も垣間見ることができる。
「復讐の記憶」は、9月1日からシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開。
(C)2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & MOONLIGHT FILM ALL RIGHTS RESERVED.
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース




「大統領暗殺裁判 16日間の真実」あらすじ・概要・評論まとめ ~正義なき軍政時代の“忘れられた敗者たち”が、未来の正義と幸福を問いかける~【おすすめの注目映画】
2025年8月21日 11:00


映画.com注目特集をチェック

大量殺戮の容疑者は、妻と4人の部下
【ネタバレ厳禁の超一級サスペンス】全感覚を研ぎ澄ませろ――スパイによる究極のスパイ狩り
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

“地球で最も危険な仕事”を知ってる?
【驚がくの実話】ヤバい、ヤバすぎる…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

すっげぇ楽しい超刺激作
【めちゃ笑った】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

映画を変えた“伝説の映画”
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった
提供:ディズニー

本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です
【ラスト5分の余韻が、あなたの生涯に影響する】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント