美女が自身の胎児の脳を移植され、死からよみがえる!? エマ・ストーン×ヨルゴス・ランティモス監督「哀れなるものたち」予告
2023年6月30日 12:00

第91回アカデミー賞で10ノミネートを果たした「女王陛下のお気に入り」のエマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督が再タッグを組む「哀れなるものたち」の予告編(https://youtu.be/96Uv_EuIuJw)と、ポスター2種がお披露目。公開日は、11月17日に決定した。
本作は、日本で2008年に翻訳された、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック奇譚(早川書房刊)を映画化するもの。風変わりな天才外科医ゴドウィン・バクスターの手によって、不幸な死からよみがえった若き女性ベラが、世界を知るために大陸横断の冒険の旅に出る。時代の偏見から解き放たれたベラは、平等と解放を知り、驚くべき成長を遂げていく。
「女王陛下のお気に入り」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたストーンがベラを演じ、プロデューサーにも名を連ねる。ゴドウィン役にウィレム・デフォー(「ノースマン 導かれし復讐者」)、ベラとともに大陸横断の旅に出るダンカン役にマーク・ラファロ(「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」)を配するほか、ラミー・ユセフ(「ラミー 自分探しの旅」)、ジェロッド・カーマイケル(「トランスフォーマー 最後の騎士王」)が共演する。
予告編には、バクスターによって自らの胎児の脳を移植され、死からよみがえるという、数奇な運命を辿った美女ベラの魅力がたっぷりとつまっている。大人の体を持ちながら、新生児の視点で世界を見つめるベラ。「脳と身体はまだちゃんとつながってない」という難役に挑んだストーンの熱演が光る。ポップでゴージャスかつ壮大なセットのなかで展開される、この世の喜びに心を開いていくベラと、純粋かつ恐れを知らない彼女に身も心も奪われる男たちの間にどのような物語が生まれるのか、彼女の成長の先には何が待ち受けているのか、好奇心を刺激される映像に仕上がった。
(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.ポスターの1枚“Makeup”は、イノセントなベラの顔に、3人の男性が絵の具のように塗られたデザイン。魅力溢れる彼女に夢中になっていく彼らの姿を暗示している。もう1枚の“Rebirth”では、エレガントな大人の女性のなかから、いままさに誕生しようとするもうひとりの女性の姿を斬新に表現。まさにランティモスワールド全開の仕上がりになっている。
「哀れなるものたち」は、11月17日に公開。
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