中島みゆき、岡田麿里監督×MAPPA制作の劇場アニメの主題歌を書きおろし アニメ映画に初の楽曲提供
2023年6月29日 07:00

劇場アニメ「アリスとテレスのまぼろし工場」の主題歌が、中島みゆきによる書き下ろしの楽曲「心音(しんおん)」に決定した。中島にとって、アニメ映画への初めての楽曲提供になる。
同作は、「呪術廻戦」のMAPPAが制作する初のオリジナル劇場アニメ。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの脚本で知られ、「さよならの朝に約束の花をかざろう」で初監督を務めた岡田麿里が原作・監督・脚本を務める。
製鉄所の爆発事故がおきた町で鬱屈した日々をすごす14歳の菊入正宗(CV:榎木淳弥)は、同級生の佐上睦実(CV:上田麗奈)に導かれて製鉄所の第五高炉へと足を踏み入れる。そこで政宗は、謎の少女・五実(CV:久野美咲)と出会い、日常に飽きた少年少女の“恋する衝動”が世界を壊しはじめる。
「アリスとテレスのまぼろし工場」は9月15日からワーナー・ブラザース映画とMAPPA配給で全国公開。中島、岡田監督からのコメント全文は以下のとおり。
ゲームもアニメもさっぱりわからない中島に、御注文をくださるとは、なんでなの?と謎な気持ちで、届いた台本をおそるおそる読み始め、最後まで読み終わらないうちに、どっぷり、岡田麿里様のしもべとなっておりました。
一瞬だけ駆け寄って「この台本、好きです!」と言うのが精一杯でした。まるで中学生の片想いレベルです。
「アリスとテレスのまぼろし工場」の主題歌が完成したとご連絡があり、スタジオにお伺いしました。
期待で前夜は眠れなかったうえに、その場にみゆきさんがいらっしゃったことで興奮と緊張は限界に達し、挙動不審かつドライマウスの私に歌詞の紙が渡されました。
風にあおられて、緊張だけでなく、スタジオの景色がすべて吹っ飛んでいきました。
そして、この物語の主人公である正宗と五実、睦実の姿が見えました。
彼らはしんと冷たい世界の中で、腹の底から叫び、走っていました。
映画の内容と同じく、さまざまな困難にぶちあたり、倒れそうになることもあります。
でも、そのたびに『心音(しんおん)』がどんどんと心臓を叩いてくれ、蘇生させられています。
みゆきさん、瀬尾さん(*中島みゆき音楽プロデューサー)をはじめとした「心音(しんおん)」チームの皆さん。
この素晴らしい主題歌が流れる、エンディングを迎えるために。「まぼろし工場」とアニメスタッフは最後まで駆け抜けていきます。本当にありがとうございました。
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