“インディマスター”小澤征悦、スピルバーグ監督と会っていた「父のコンサートにきたんです」

2023年6月28日 14:00

ハリソン・フォードが主演を務める人気シリーズの最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」の公開記念スペシャルイベントが6月27日、都内で開催され、“インディマスター”の小澤征悦と“インディビギナー”のゆうちゃみが出席した。

インディさながらの衣装に身を包んで登場した小澤は、高校生の頃にアメリカで購入したという“マイ鞭”を披露しながら、まずはインディ愛を爆発させた。

小澤「7、8歳の頃に初めてインディと出会ったので、インディと共に成長してきたようなものなんです。『レイダース　失われたアーク《聖櫃》』はアメリカで見たので英語が理解できず、言っている意味や言葉はわからなかったけれど、映像を見るだけで楽しくて興奮しました！すごい世界に連れて行ってくれる作品というのが第一印象。そしてインディの魅力は、絶対にあきらめない男だということです。敵が出てきても、どんな冒険でも決してあきらめない。でも戦っていく中で、人間味があったりユーモアがあったりするところが、愛すべきポイントですね」

インディのロゴカラーに身を包んだゆうちゃみ。鑑賞したことのある過去作については「『レイダース　失われたアーク《聖櫃》』を鑑賞しました！　インディはワイルドで、ドキドキハラハラが止まらない展開が面白いところですが、彼自身の教授と、考古学者として冒険をする時のギャップが良いですよね！　ニヤッとした顔も可愛いし、最新作が早く観たいです！」と感想を述べる。最新作の期待ポイントについては「予告編でヘレナがパワフルなアクションをしていて、そこが一番期待やなと思いました！　女性でパワフルなアクションはあまり見たことが無いので、観るのが本当に楽しみ」と語った。

一足先に「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を鑑賞した小澤は「インディ最後の冒険であり、インディが生涯をかけて探し求めていた秘宝を、因縁の宿敵と奪い合うのは熱いですよ！“こんな結末があるのか”という驚きの展開もあります。過去シリーズを見て頂くと、ものすごく沢山の伏線が張られていることにも気づけますので、より楽しむことができるかもしれません。個人的には影の演出も面白いので、注目してほしいな。最新作だけでも、インディの歴史やインディの人生が濃縮されていますので、どなたでも楽しめます！」とアピール。

すると、MCを務めていた“インディ・ジョーンズ大好き芸人”のこがけんが「鞭を使って戦う・女性キャラクターの気が強い・フェドーラ帽が何より大事・蛇が嫌いといった、インディのあるあるが、最新作でどういった風に反映されているのかにも注目してほしいです！」と補足した。

ちなみに、小澤はかつてスピルバーグ監督と対面したことがあるようで「10歳の頃に父のやっていたコンサートにスティーブン・スピルバーグがきたんです。子供だから紹介されてもわからなかったのですが、“『E.T.』を作った人だよ”と父に言われて、すごい人だと気づきました（笑）。スピルバーグは本当に優しくて、お会いした後にわざわざ手紙をくれました」と驚きのエピソードを披露。

最新作のテーマのひとつが、インディが“人生をかけて追い求めたもの”。インディのように人生をかけて探しているものについて、ゆうちゃみは「究極のギャルを追い求めています！ママの影響でギャルに憧れましたが、昔と今は違うから、過去のファッションや雑誌を見て、究極のギャルになるために頑張っています」と回答。一方、小澤は「役柄です。役者として色々な役をやりますが、色々な役と出会うのも縁だと思っています。縁を大切に、役を通して新たな自分を発見してきたので、これからも役を追い求めて生きたいです」とストイックな目標を語った。