仲野太賀、菅田将暉、松本穂香らが出演! 岡山天音が伝説のハガキ職人役「笑いのカイブツ」追加キャスト発表
2023年6月26日 08:00
Web連載媒体「cakes」で話題を呼び、2017年に書籍化されたツチヤタカユキ氏の青春私小説を原作とした映画「笑いのカイブツ」の公開日が、2024年1月5日に決定。あわせて、追加キャストも発表され、仲野太賀、菅田将暉、松本穂香、片岡礼子、前原滉、板橋駿谷が出演していることがわかった。
岡山天音が主演を務める本作は、“伝説のハガキ職人”ツチヤ氏の類まれな半生を描いた同名私小説が原作。井筒和幸監督作「ゲロッパ!」の現場から助監督のキャリアをスタートさせ、中島哲也、廣木隆一といった名だたる監督の作品にも参加した滝本憲吾が監督を務める。
15歳から6年もの間、一心不乱に大喜利番組に投稿し続けたツチヤ(岡山)は、念願かなってお笑い劇場の作家見習いになる。しかし、純粋に笑いだけを追求するだけでは生きていけない大人の社会に負けてしまう。その後、ラジオ番組への投稿が注目を集め“伝説のハガキ職人”となったツチヤは、尊敬する芸人から声をかけられ大阪から上京。必死に馴染もうとするのだが……。もがきながらも「笑い」に人生を捧げる不器用すぎるツチヤと、その熱量に突き動かされていく人たちの姿が描かれていく。
追加キャストの役どころは、仲野がツチヤの才能を見出し、東京へと呼び寄せる人気芸人ベーコンズの西寺役、菅田が大阪で出会い、全く異なる境遇ながらツチヤと意気投合するキーパーソン・ピンク役、松本がツチヤが想いを寄せるヒロインのミカコ役を担当。さらに、不器用な息子を心配しながらも信じ続けるツチヤのおかん役に片岡、べーコンズが出演する人気ラジオ番組の放送作家・氏家役を前原、べーコンズ西寺の相方・水木を板橋が演じている。
「笑いのカイブツ」には、淡梨、前田旺志郎、管勇毅、松角洋平も出演。24年1月5日からテアトル新宿ほか全国公開。追加キャストのコメントは以下の通り。
完成作を観ながら、現場の情熱がバシバシ映像から伝わってきて嬉しくなりました。
滝本監督のパワフルで繊細な演出が楽しくて、毎日現場に行くのが喜びでした。
素敵な組に参加できて本当に良かったです。そして、主演の岡山天音が素晴らしい。
彼が演じる狂おしくも愛おしいツチヤが眩しかったです。今日はどんなツチヤに出会えるんだろう、と目が離せませんでした。輝きまくった(本編では淀みまくってる)天音と共演できてすごく嬉しかったです。
伝説のハガキ職人の映画化、岡山天音主演と聞いて全身がよくわからない震えに襲われ参加しました。滝本監督のユーモアと覚悟、岡山天音の純朴な狂気、刺激溢れる現場に震えの正体はこれかと、突き詰める男たちに憧れている自分がいました。
僕自身ラジオリスナーに救われた事が何度もあるので、その凄みが映画になること、嬉しく思います。公開が楽しみです。
目の前で生きるツチヤタカユキのパワーが凄まじく、言い表すことのできないその生のエネルギーみたいなものに、私は何度も喰らいまくりました。
やっぱり天音さんは人間を演じる天才です。生きることのおかしみや愛しさを、ただその場にいるだけで表現できてしまう。お芝居で対峙しながら、私もちゃんとひとりの人間にさせてくれました。この映画が持つ、なんともいえない愛しさをぜひ映画館で体感していただきたいです。
道をこうと決めたら、圧倒的に不器用な人ほど有無を言わさぬ魅力の塊と化すのかもしれない。
そんな主人公の “ツチヤタカユキ”を凄まじき格闘をしながら体現してゆく岡山天音さんがだんだんとツチヤになってゆく姿に、眼が離せませんでした。またそんな彼を見て嬉々とし想いを伝える滝本憲吾監督が持つ独特の魅力にも。笑い声のする愛しき現場でした。こんな息子のおかん役は面白くて心配で離れ難かったです!笑
ご一緒するたびに面白く、素敵になり続けている岡山天音くん×とてつもなくいい意味でクレイジーなツチヤタカユキさん×あらゆる現場を乗り越えてきた滝本憲吾監督
この組み合わせで作られる映画は面白いとかそういう言葉を超越した所に行くんだろうなあと、台本を頂いた時から感じてました。出来上がりを見て、そんな想像すらも軽く超えていました。この現場に携われて一俳優として幸せです。
ぜひ!この作品はスクリーンでご覧になってください。
誰しも何かに取り憑かれたような時があるのではなかろうか。
それは「夢」という“カイブツ”であると思う。
周囲から見ると、熱苦しく滑稽で生きづらそうで惨めで無様で不細工で…迷惑ですらある。
一体何と戦っているのか…闇の中にいるツチヤを見ていたら、昔の自分と重なった。
逃げ道なしの一本道。この作品が、世に遍く“カイブツ”達に届きますように。
この素晴らしい作品に参加できて幸せだ!
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