ラッセル・クロウが“フィジカルが強そうなエクソシスト”役 SNSで話題に「絶対物理で何とかする」「どう考えても強い」
2023年6月23日 18:00

十字架を持ち、とてつもない眼力で睨みを利かせているラッセル・クロウ……そんなインパクト抜群のビジュアルが印象的なホラー映画が「ヴァチカンのエクソシスト」だ。数々の作品で個性的な役どころを演じ、世界に名を轟かせて来たクロウは、同作で“ホラー映画初主演”となる。
クロウといえば、オスカー常連の実力派俳優。1997年公開の「L.A.コンフィデンシャル」で演じた熱血漢の刑事役で注目を集め、主演作「インサイダー」で初めてアカデミー主演男優賞にノミネート。その後「グラディエーター」で剣闘士の身分に墜ちたローマ帝国の将軍役を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞した。翌年の「ビューティフル・マインド」でも主演男優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)を獲得している。
3年連続でアカデミー賞にノミネートという偉業を成し遂げたクロウ。近年では、2001年公開の「アオラレ」にて史上最悪のあおり運転を行う殺人ドライバーを狂気的に演じ、大きな話題を集めていた。また、クロウは「ビューティフル・マインド」では天才数学者、「シンデレラマン」ではプロボクサーと実在する人物を度々演じてきた人物。徹底した役作りには定評があり、肉体派な役どころも多い。

そんなクロウの次なる役どころは“エクソシスト界のジェームズ・ボンド”とも言える人物――生涯で数万回の悪魔祓いを行った実在のエクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父(1925年誕-2016年没)である。
カトリック教会の総本山バチカンのローマ教皇に仕えるチーフ・エクソシストとして、数々の“悪魔祓い”(エクソシズム)を経験してきたアモルト神父は、教皇のおかかえのエクソシストでもありながら、破天荒で、教会内部でも度々反発を生んできた“ひとクセある”人物だ。本作は、彼が残した回顧録から、リアルに経験した「壮絶な悪魔祓いの一部始終」を映像化している。
クロウがアモルト神父役として本作に登場することが明かされると、SNS上では大きな話題を呼んだ。

そんな“無敵感”あふれるクロウが演じるアモルト神父が立ち向かうのは、ある少年の“悪魔祓い”。変わり果てた姿。絶対に知りえないアモルト自身の過去を話す少年を見て、これは病気ではなく“悪魔”の仕業だと確信。若き相棒のトマース神父とともに本格的な調査に乗り出し、ある古い記録に辿り着く。やがて行われるのは、バチカンの命運を握る“凄惨なエクソシズム”。果たして“フィジカルの強さ”はいかされるのだろうか……そのてん末に期待が高まる。
「ヴァチカンのエクソシスト」は、7月14日から公開。
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