「U2」ボノの娘イブ・ヒューソン、テッサ・トンプソン主演作に出演
2023年6月14日 09:30
ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの戯曲「ヘッダ・ガーブレル」を、ニア・ダコスタ監督、テッサ・トンプソン主演で映画化する新作「ヘッダ(原題)」に、イブ・ヒューソンが出演することがわかった。米Deadlineが報じた。
1891年に発表された戯曲「ヘッダ・ガーブレル」は、故ガーブレル将軍の娘で美しく気高いヘッダが、将来有望な学者のイェルゲンと結婚するものの退屈な毎日に嫌気がさし、充実した人生を歩む元恋人で夫のライバルでもあるエイレルトの運命を操ろうとある行動を起こしたことから、思わぬ悲劇を引き起こすというストーリー。これまで何度も舞台化、映画化されており、演劇界の巨匠トレバー・ナン監督による1975年の映画「Hedda(原題)」では、ヒロインを演じたグレンダ・ジャクソンがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。
新作「ヘッダ(原題)」は、19世紀演劇の代表作かつ世界文学の傑作として讃えられる同戯曲をもとに、ホラー映画「キャンディマン」やマーベル・スタジオ「キャプテン・マーベル」の続編「マーベルズ」の監督に抜てきされ、大きな注目を集めるニア・ダコスタが脚本、監督。米MGM傘下のオライオン・ピクチャーズとブラッド・ピット率いるプランB、ダコスタ、トンプソンがプロデュースする。
ヒューソンはロックバンド「U2」のボノの娘で、Netflixドラマ「瞳の奥に」に主演。また、音楽映画の名手ジョン・カーニー監督(「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」)の新作「フローラ・アンド・サン(原題)」にジョセフ・ゴードン=レビットと主演しており、同作は今秋公開が予定されている。現在は、ニコール・キッドマン、リーブ・シュレイバー、ダコタ・ファニングと共演するNetflixのミステリーシリーズ「The Perfect Couple(原題)」を撮影中。
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