海の魔女アースラの魅惑の歌声 実写「リトル・マーメイド」浦嶋りんこが歌う「哀れな人々」お披露目
2023年6月5日 17:00

ディズニー実写映画「リトル・マーメイド」から、海の魔女アースラが歌う楽曲「哀れな人々」の吹き替え版ミュージッククリップ(https://www.youtube.com/watch?v=67x_EHnmDeU)が披露された。
本作は、アンデルセン童話を原作とする1989年製作の名作ディズニーアニメを、「シカゴ」の名匠ロブ・マーシャル監督が実写映画化。人魚アリエルが嵐に巻き込まれたエリック王子を救ったことから、人間界への憧れを抑えきれず、自身の美しい歌声を差し出す代わりに、3日間だけ人間の姿になれるという取引をしてしまう。
全米では現地時間5月26日に公開され、初日を含めた3日間の興行収入は約9550万ドルとなり、「アラジン」のオープニング成績を超える全米No.1の大ヒットスタートを記録。公開から2週目は約1億8600万ドルとなり(※Box Office Mojo調べ)、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」のオーディエンススコアでは95%という高得点を記録している(※6月5日現在)。
披露されたのは、アニメーション版でも人気の高い楽曲「哀れな人々」のシーン。アースラ(メリッサ・マッカーシー)の吹き替え版声優を務める浦嶋りんこが、アースラのずる賢い一面が感じとれる同楽曲を妖艶に歌い上げている。
本作を手掛けたロブ・マーシャル監督は、アースラのキャラクター性について、「ファニーだが気まぐれで怒りっぽく執念深いキャラクターであるばかりでなく、心に傷を抱えている」と説明。さらに「彼女が何者で、なぜヴィランであるのかを、観客は理解できるはずだよ。どんな映画であれ、どんな物語であれ、それに登場するヴィランが何者であり、いかにしてそうなったかが分かることが大切なんだ。本作では、それにうまく成功することが出来た。このキャラクターに多面性を与えることが出来たと思うよ」と手ごたえをにじませている。
「リトル・マーメイド」は6月9日から公開。
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