スパイダーマンが、初めて“悲しき運命”に抗う! ポスター&運命に絡めたキャッチコピーで、歴代作品を振り返り
2023年5月19日 09:00

映画「スパイダーマン」シリーズの新作「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」が、6月16日に公開される。同作では、歴代スパイダーマンたちが受け入れてきた“悲しき運命”に立ち向かう、ピーター・パーカーの遺志を継いだ青年マイルス・モラレスの姿が描かれる。スパイダーマンたちはこれまで、何を失い、どんな運命と向き合ってきたのか。この記事では、過去シリーズのポスター、運命に絡めたキャッチコピー、基本情報をおさらいする。
キャッチコピー「運命を受け入れろ。」

サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演のシリーズ。実の両親の亡き後、ピーター(マグワイア)はベンおじさん(クリフ・ロバートソン)とメイおばさん(ローズマリー・ハリス)に育てられる。しかし、自らの行動がベンおじさんの死を招き、スパイダーマンとしての運命を知る。「大いなる力には、大いなる責任が伴う」というベンおじさんが遺した言葉は、その後のピーターに大きな影響を与える。
キャッチコピー「恐れるな。自ら選んだ、この運命を。」

マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演で、マグワイア版のリブートとして始まったシリーズ。グリーン・ゴブリンと化したハリー(デイン・デハーン)との戦いの最中、ピーター(ガーフィールド)の恋人グウェン(エマ・ストーン)はその巻き添えとなり、命を落とす。ウェブ監督は、「誰もが人生で向き合わねばならないことを、現実的に、絶望せずに描きたかった」と語っており、「スパイダーマンはそこから始まるものなんです」と断言していた。
キャッチコピー「全ての運命が集結する」

ジョン・ワッツ監督、トム・ホランド主演で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参戦したシリーズ。第3作「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」では、過去シリーズのふたりのスパイダーマンの登場とヴィランたちの集結など、「スパイダーマン スパイダーバース」(18)から本格的に始まり、MCU作品に登場する“マルチバース”の設定を、鮮やかに描いている。
ピーター(ホランド)は、違うバースから呼び寄せられたノーマン/グリーン・ゴブリン(ウィレム・デフォー)が原因で、親代わりのメイおばさん(マリサ・トメイ)の死に直面。「スパイダーマンが世界を救うとき、同時に大切な人を失ってしまう」という一貫した運命を、改めてスパイダーマンに突きつけた。
キャッチコピー「運命なんてブッつぶせ。」

ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンが監督を務めた「スパイダーマン スパイダーバース」。そして、ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソンが監督を担う続編2部作「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」「スパイダーマン ビヨンド・ザ・スパイダーバース」からなるアニメーション映画シリーズ。いずれも、シャメイク・ムーアが主人公マイルスの声を務めている。
「この作品をきっかけに、アニメーションのフェーズが動いた」とまで言われる革新的な映像表現で、第1作は「スパイダーマン」シリーズ初の快挙となる、第91回アカデミー長編アニメーション賞を受賞。6月16日から公開される「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」では、さらにそのマルチバースの世界観が広がりをみせ、「スパイダーマンVSさまざまなユニバースのスパーダーマンたち」という、前代未聞の構図で戦いが繰り広げられる。マイルスは、ほかのスパイダーマンたちと同様に大切な人を失う運命を告げられるが、「運命は自分で決める!」と、「スパイダーマン」シリーズで初めて、「スパイダーマンとしての運命」に抗うことを宣言する。
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