マハーシャラ・アリ主演「ブレイド」再び中断 ストライキの影響
2023年5月10日 11:00

オスカー俳優マハーシャラ・アリ主演の「ブレイド」の製作が、米脚本家組合(WGA)のストライキの影響で再び中断されると、米ハリウッド・レポーターが報じた。
2018年に公開された「グリーンブック」でアカデミー賞を受賞したマハーシャラ・アリは、マーベル・スタジオが製作する新作映画「ブレイド」の主演を務めることになっている。19年のサンディエゴ・コミコンで発表され、大きな話題を呼んでいた。
だが、当初予定されていたバッサム・タリク監督が降板し、製作が延期。その後、「シュガーランドの亡霊たち」のヤン・ドマンジュ監督が起用され、マイケル・スターブリー(「ボクらを見る目」)が執筆した脚本を「TRUE DETECTIVE」で知られるニック・パラッツォがリライトしている最中だった。
このほど米脚本家組合がストライキに突入したことで、パラッツォが執筆できなくなった。そのため、マーベル・スタジオはストライキが終了するまで「ブレイド」の製作を再び中断せざるを得なくなったという。
一方で、マーベル・スタジオは複数の映画作品を同時進行で進めており、シリーズ第4弾「キャプテン・アメリカ ニュー・ワールド・オーダー(原題)」は現在撮影中。今月は「デッドプール3」、来月にはMCUの悪党たちが秘密ミッションに挑む「サンダーボルツ(原題)」のクランクインが予定されている。
新作「ファンタスティック・フォー」は24年1月のクランクインを目指しているが、WGAのストライキが長引いた場合、撮影開始が延期される可能性があるという。
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