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菅田将暉、宮沢賢治が作詞・作曲した「星めぐりの歌」をチェロで弾き語り

2023年4月30日 12:00

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チェロの弾き語りに初挑戦
チェロの弾き語りに初挑戦
(C)2022「銀河鉄道の父」製作委員会

役所広司が主演し、菅田将暉森七菜と親子役で初共演する「銀河鉄道の父」の本編映像の一部(https://youtu.be/Ccr_64z9Cg0)が披露された。菅田演じる宮沢賢治が、チェロを弾き語りするシーンを収めている。

本作は、宮沢賢治が“ダメ息子”だったという大胆な視点を軸に、門井慶喜氏が賢治の父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた同名小説を映画化するもの。原作は、第158回直木賞を受賞している。「八日目の蝉」「いのちの停車場」の成島出監督による映画版では、政次郎役を役所、賢治役を菅田、賢治の妹・トシ役を森が担い、弟・清六役の豊田裕大、母・イチ役の坂井真紀、祖父・喜助役の田中泯が共演する。

披露されたのは、父・政次郎(役所)や弟・清六(豊田)に見守られながら、賢治(菅田)がチェロを弾き語りするシーン。チェロの弦を鳴らすシーンから始まり、きれいな音色に聞き入っていると、賢治を慕う人々も一緒に歌いだす。その様子を後ろでずっと見守り、演奏が終わると涙がこみ上げそうになりながらも、満面の笑みで大きな拍手をする政次郎たち。自分の生き方を見つけ、ようやく歩き出した賢治と、優しく見守る家族の姿にも心温まる場面となっている。

チェロ演奏で披露しているのは、宮沢賢治が作詞・作曲した「星めぐりの歌」。歌詞には「銀河鉄道の夜」や「双子の星」などに登場する詩が用いられており、2021年に開催された東京2020オリンピック閉会式のフィナーレにて使用され話題となったことが記憶に新しい。

本作でチェロに初挑戦した菅田は、クランクインする数カ月前から練習を始め、弾き語りを披露するまでに上達したという。演奏を終えた菅田は「とても難しかったですが、楽しかったです!」と達成感にあふれた様子を見せ、演奏を聞いた役所も「見事でした。感動しました」と腕前を絶賛している。

銀河鉄道の父」は、5月5日より全国公開。

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