スシ配達に来たラップ好きの青年の歌声に震える! 「誰も寝てはならぬ」を歌い上げる「テノール! 人生はハーモニー」予告
2023年4月26日 09:00
「エミリー、パリへ行く」「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」の製作者による、一流オペラ教師とアルバイト生活のラッパーの快進撃を描いたヒューマンドラマ「テノール! 人生はハーモニー」の予告編がお披露目。映像では、オペラに魅了されていく青年アントワーヌが、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」を、高らかに歌い上げている。
舞台は仏パリ、オペラ座・ガルニエ宮。スシの出前でやってきたラップが好きなフリーターのアントワーヌは、オペラの歌真似を披露する。それがまさかの超美声で、アントワーヌに才能を見出したオペラ教師マリーは、彼をスカウト。次第にオペラに興味を持ち始め、 「オペラ座とは住む世界が違う」と思いながらも、マリーとともに、内緒で猛レッスンを始める。
主人公アントワーヌを演じるのは、人気オーディション番組「THE VOICE」でそのカリスマ性を爆発させて準優勝したビートボクサー、MB14。劇中全てのオペラ歌唱にも挑戦し、オペラ「蝶々夫人」「椿姫」「トゥーランドット」などの名曲を歌い上げ、天才的な歌の才能を惜しみなく披露している。マリーを演じるのは「100歳の少年と12通の手紙」などのミシェル・ラロック。また、世界的なテノール歌手のロベルト・アラーニャも本人役で出演する。本作が単独初監督となるクロード・ジディ・ジュニアがメガホンをとった。
本作では、数年がかりの説得のうえ、多くのシーンが実際にオペラ座内部で撮影された。絢爛豪華な吹き抜けの間、ベルサイユ宮殿の鏡の間を思わせるグラン・ホワイエ(大広間)、有名なシャガールの天井画も必見だ。
予告編の冒頭では、アントワーヌがスシの配達のために訪れたグラン・ホワイエで、練習生の歌声に魅せられて足を止める。ほかの生徒に見下された彼が、聞きかじりのオペラを歌っているところに現れたマリーは、その声に惚れこむ。後日マリーは再びデリバリーを頼み、アントワーヌに「歌の練習をしない?」とラブコール。我流でラップに打ち込み、楽譜もろくに読めないアントワーヌは基礎的な発声から学び、自身の声に「ヤバい」と興奮し、日に日にオペラに没頭していく。
映像には、アントワーヌが自分の居場所に悩む様子や、「あなたの歌声がもう一度、私をよみがえらせた」と打ち明けるマリー、ふたりがノリノリでラップのリズムを取る姿などを活写。出会うはずのなかったふたりの“化学反応”と、ふたりを待つ新たなステージに、期待が高まる。
あわせて、新場面写真6枚もお披露目。オペラ座のバルコニーからステージを眺めたり、舞台で熱唱したりしているアントワーヌ、ふたりのレッスン、ガルニエ宮の客席の天井を飾るシャガールの「夢の花束」などが切り取られている。
「テノール! 人生はハーモニー」は、6月9日から東京の新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。