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ブレンダン・フレイザー×ホン・チャウ、信頼し合う二人の迫真の演技 「ザ・ホエール」本編映像

2023年4月13日 18:00

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映画は公開中
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(C) 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.

第95回アカデミー賞で主演男優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞に輝いた「ザ・ホエール」(公開中)から、本編映像の一部が披露された。主人公チャーリーを演じたブレンダン・フレイザーと、彼に寄り添い続ける唯一の友人であるリズを演じたホン・チャウの共演シーンを収めている。

画像2(C) 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.

本作は、「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督がメガホンをとった人間ドラマ。劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇を原作に、死期の迫った肥満症のチャーリー(フレイザー)が、娘との絆を取り戻そうとする姿を描く。4月7日から公開を迎えると、20代から50代までと幅広い映画ファンに支えられ、フレイザーの演技に胸を打たれたなどの感想がSNSなどにあがっている。

披露されたのは、自宅で孤独な引きこもり生活を送るチャーリーと、亡くなったチャーリー恋人アランの妹であり看護師のリズとのシーン。日に日に体調が悪化し、呼吸器をつけるようになったチャーリー。簡単には割り切ることのできないさまざまな思いが入り混じり、目を潤ませ謝ることしかできないチャーリーに、リズは「やめて」と一蹴する。チャーリーの心音を聞き、看護師としての役目を終えると、たまらずリズは「ひどい人。また私をこんな目に」と声を震わせながら堰を切ったようにチャーリーへ思いをぶちまける。

画像3(C) 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.

家族を捨てる選択しかしなかった自身を悔やみ、さらに恋人アランを失ったことが引き金となり心と体を制御できなくなってしまったチャーリー。唯一の最愛の人だったアランと家族であることを認められず、最期の姿を見ることができなかったという辛い事実も明かされる。

フレイザーはアカデミー賞の受賞スピーチで「鯨が深い水の中でここまで泳げたのは、才能あふれるホン・チャウのおかげ」と、リズを演じたホン・チャウへ特別な感謝を伝えていたが、このシーンからも二人が役柄そのままに互いを高め合って撮影に挑んだ強い絆が伺える。

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