「ハッピーフライト」まとめ キャスト、あらすじ、トピックス一挙紹介
2023年3月25日 21:00
矢口史靖監督の2008年の作品「ハッピーフライト」が3月25日、フジテレビ系「土曜プレミアム」(一部地域を除く)で午後9時30分から放送されます。映画.comでは主要キャストの紹介から、あらすじ、公開当時取材したスタッフによるトピックスを一挙に紹介します。
・概要&あらすじ
・トピックス
機長昇格訓練生でもある副操縦士。CAたちから笑いのネタにされるほどのおっちょこちょいな性格で、パイロット・キャップを被ることをなぜか毛嫌いしている。
鈴木の機長昇格のための最終路線審査で訓練教官を担当する機長。鈴木に威圧感と不安を与えるブラックジョークを言い放つが、基本姿勢は「安全な運航」と「副操縦士の教育」。トラブル発生時には、的確なアドバイスをおくりながら鈴木を信じ、激励し続けた。
広島出身の新人客室乗務員。ホノルル行きの便が国際線初乗務となるが、いきなり遅刻し、機内で大失態をおかしてしまう。
悦子の指導係。それなりに経験豊富だが、突発的なアクシデント発生時には未熟な部分が露呈することもある。
空港のグランドスタッフ。取り違えた荷物を乗せたバスを、拡声器片手に追いかける行動力のお持ち主。職場に出会いがなく、体力的にも限界を感じているため退職届を提出するが、上司にあっさり却下されてしまう。
悦子が乗務する便のチーフパーサーで、鬼のように厳しいと噂されている。搭乗前のブリーフィングに悦子が遅刻したため、いきなり罵声を浴びせる。ただ厳しいだけでなく、飴と鞭を使い分けるCAの手本的な存在。
コントロールセンターの責任者。ハイテク機器の扱いはまるでダメだが、トラブル発生時に解決に向けた引き出しの多さは群を抜いている生き字引的な存在。
かつらを被った乗客。酔い止めの薬を頼んだものの忘れられ、悦子のエプロンに嘔吐してしまう。
温厚そうに見えるビジネスマン。だが実際は短気で、些細なことでCAを怒鳴りつける。
新人に対しても厳しく接する、誇り高きライン整備士。
菜採の上司であるグランドマネージャー。「定刻通りの運航」を第一に考えており、妥協を一切許さない厳しい性格の持ち主。
コントロールタワーの管制官。
高校の修学旅行で、悦子の乗務する便に搭乗した女子高生。CAに憧れを抱き、悦子の仕事ぶりを見て更に思いが募る。エンドロールではCAになり、悦子らとロビーを歩く姿を確認することができる。
温厚で優しい機長。どんな副操縦士に対しても機長昇格の合格通知を出すことで知られている。鈴木の教官を務める予定だったが、風邪で原田に代役を任せることになる。
08年11月15日に全国で封切られた今作は、「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口史靖監督が、航空関係者100人以上に2年間かけて取材したものをベースに、オリジナルで脚本を執筆した意欲作。
パイロット、キャビンアテンダント(CA)、航空整備士、グランドスタッフなど、空港の表と裏、飛行機に関わるさまざまなプロフェッショナルたちが仕事に奮闘する姿をコメディタッチで描くもの。通常では見えてこない航空業界の裏側までを徹底取材し、ANAの全面協力のもと、本物のジャンボジェット機や羽田空港、関西国際空港などを使った撮影が行われました。
羽田空港から飛び立とうとしているホノルル行きチャーター便・NH1980に、機長昇格が間近の副操縦士・鈴木や教官役の機長・原田、新米CAの斉藤らが搭乗。グランドスタッフは座席のオーバーブッキングの対応に追われ、整備士たちは時間のない中で整備にあたるが、なんとか飛行機は定刻通りに離陸。あとは快適な空の旅のはずだったが……。
史上初の試みとして、ジェット機をチャーターした試写会が08年11月7日に行われました。3000人の応募の中から選ばれた119人の参加者は、函館、佐渡、鳥取と日本列島を半周するような特別航路で約3時間のフライトのあいだに本編を鑑賞。世界初となる高度1万メートルでの試写会に一様に興奮した様子で、田辺と綾瀬が着陸地の関西国際空港で出迎えると、ボルテージは最高潮に達しました。
その様子に気を良くした田辺は、「飛行機を飛ばした後には、ジョークも飛ばしたい。副操縦士はおしゃれに気をつかう。なぜなら、服装重視(ふくそうじゅうし)だから」と舌好調。綾瀬も負けじと、「心のマイレージは溜まりましたか?」と挨拶して喝采を浴びていました。
今作の初日舞台挨拶は、今はなき有楽町の日劇2で行われました。キャスト陣は、それぞれ劇中衣装を身にまとい、劇場後方から客席通路を歩いて登壇。綾瀬はスーツケースを引きながら小走りで通路を駆け抜けようとしましたが、スーツケースの車輪がたまたま通路側で取材していた映画.com記者の足にぶつかって立ち往生し、客席が沸く一幕も見られました。
綾瀬は開口一番、場内の心を鷲づかみにします。ドジな新人CAを演じたわけですが、「今回は自分とは真逆の役を演じました!」と挨拶すると、駆けつけたファンは大爆笑。先輩CAを演じた吹石は「周りの人全員をツッコミにしてしまう(ボケ役の)キャラ」、鬼チーフパーサー役の寺島からも「珍しい生き物という感じで毎日観察していました。人の話を全然聞かないので、一恵ちゃんと一緒にいじめていました(笑)」と、誰からも愛される所以ともいえるエピソードが披露されました。
それでも綾瀬節はとどまることを知らず、「撮影の後、J社の飛行機に乗っていた時、CAの方々から『ぜひ見に行きます』と言っていただきました」とライバル会社の機内での秘話を披露し、客席を沸かせていました。
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