ガングロギャル&ギャル男は誰? 岡田将生×清原果耶「1秒先の彼」場面写真初披露
2023年3月10日 08:00
岡田将生と清原果耶が主演し、台湾映画「1秒先の彼女」をリメイクする「1秒先の彼」の公開日が7月7日に決定し、場面写真が披露された。あわせて、追加キャストも発表され、荒川良々、片山友希、しみけん、伊勢志摩の出演が明らかになった。
台湾アカデミー賞最多受賞作「1秒先の彼女」は、何をするにも人よりワンテンポ早い彼女と遅い彼の、消えた“1日”を巡るラブストーリー。日本版リメイクでは、監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグ。舞台を京都に移し、男女のキャラクター設定を反転させている。何をするにも“ワンテンポ早い”彼・ハジメを岡田、何をするにも“ワンテンポ遅い”彼女・レイカを清原が演じる。
郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかくワンテンポ早い。いつも相手から告白されるのに「イケメンなのになんか残念」と言われては必ずフラれてしまうのだ。ある日街中で路上ミュージシャン・桜子のまっすぐな歌声に惹かれ、たちまち恋に落ちるハジメ。必死のアプローチで花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった!? 消えた“1日”の手がかりとなるのは、毎日郵便局にやってくるワンテンポ遅いレイカのようだ。
宮藤官九郎作品の常連俳優・荒川が演じるのは、謎めいたバス運転手。レイカと同様に消えた“1日”の鍵を握るキーパーソンとなっている。
「茜色に焼かれる」で新人賞を多数受賞するなど、実力派の若手女優として注目を集める片山は、ハジメの妹・舞役で登場。本作ではガングロギャルメイクを披露している。人気AV男優のしみけんは、舞の彼氏・ミツル役。一見誰が演じているかわからないほどの強烈なメイクを施した片山としみけんが“ギャル&ギャル男カップル”として登場。ハジメと舞とミツルの3人は長屋で同居しており、ミツルはハジメのことを「お義兄さん」と呼んで慕っている。解禁された画像からは“派手カワ”な自宅での仲睦まじい様子がうかがえる。
映画、ドラマ、演劇、ラジオなど幅広く活躍し宮藤官九郎作品の常連俳優でもある伊勢は、ハジメが勤める郵便局の同僚・小沢役。つも忙しないハジメに毒舌で的確なツッコミを入れる同僚役を茶目っ気たっぷりに演じる。
場面写真は、追加キャストのものに加え、ハジメとレイカが映し出されたカットを初披露。郵便局のカウンター越しに接客をするハジメと、意味ありげな表情でハジメを見つめるレイカが視線を交わし合うシーン。そして、少し不満げな表情でカウンターに座るハジメとカメラを手に驚いた表情を見せるレイカの姿を切りとっている。
「1秒先の彼」は、7月7日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。なお、本作には2月に亡くなった笑福亭笑瓶さんが出演。ハジメが聴いているラジオ番組のDJとして“本人役”で出演を果たしている。
各キャストのコメントは、以下の通り。
僕自身、映画の撮影はほぼ初めてで全てがチャレンジの連続。主人公ハジメの妹の彼氏役なのですが、「こんな関係の家族っていいなぁ」と思えるほど皆さんが温かく受け入れてくださいました。僕の出ているもっこり…じゃなかった、ほっこりするシーンにも是非ご期待ください!
キャストのみなさんも監督も愛愛しく、フンワリした現場でした。通りがかりのおばあちゃんが郵便局のセットを見て局員姿の私に「(開局は)いつからですか?」なんて。そんな空気が伝わる、めんこい映画になったと思います。