【3月6日は弟の日】「ソー」ロキ、「ベイマックス」ヒロ…ディズニープラス配信作品に登場する、愛すべき“弟キャラ”

2023年3月6日 06:00

本日3月6日は、「弟の日」。兄弟構成の研究で知られる漫画家の畑田国男氏が1992年に制定したそうですが、残念ながら、なぜ3月6日＝弟の日なのか、理由は定かではありません。ですが、映画の世界には、魅力的な“弟キャラ”がたくさん存在しています。そこで、ディズニープラスで配信されている作品に登場する弟キャラをご紹介したいと思います。

※本記事には、「エターナルズ」に関するネタバレが含まれています。未見の方はご注意ください。

●ロキ　「マイティ・ソー」シリーズなど（配信中）

“弟キャラ”と聞いて、真っ先に頭に浮かぶのは「マーベル・シネマティック・ユニバース」（MCU）の“裏切り王子”こと、ロキではないでしょうか？　演じるのは、トム・ヒドルストン。「アベンジャーズ」の一員・雷神ソー（クリス・ヘムズワース）の父であるアスガルドの王の養子で、ソーとは血のつながらない兄弟関係です。

気高い兄に対する嫉妬心で、持ち前のいたずら心が邪悪な感情に変化してしまった、いわば“こじらせ系”ヴィラン。変幻自在に他人に化け、巧みな話術で人の心を操るという特殊能力を持ちながら、プライドも高く、未熟ゆえ失敗することもしばしば。ピンチになれば、ソーと手を組んでしまう都合の良さも憎めません。そんな彼の活躍を描いたドラマシリーズ「ロキ」シーズン2は、2023年に配信開始予定です。

●エロス（別名：スターフォックス）　「エターナルズ」（配信中）

MCUの弟といえば、21年に公開された「エターナルズ」では、エンドクレジットが始まる前に、「タイタン星の王子であり、サノスの弟」だというエロス（別名：スターフォックス／演：ハリー・スタイルズ）がサプライズ登場し、大きな話題に。美しき戦士セナ（アンジェリーナ・ジョリー）に対し、「君たちの仲間がヤバい。場所を教える」と、手助けを申し出る姿が確認されています。あのサノスの弟ですから、何を企んでいるか疑念も残りますが、果たして目的は？

●ヒロ　「ベイマックス」（配信中）

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが製作し、アカデミー賞に輝いた「ベイマックス」の主人公・ヒロは、謎の事故で最愛の兄タダシを失った天才少年。深く傷ついた彼の心を癒したのは、人々の心と体を守るために兄が開発したケア・ロボットのベイマックスでした。兄の形見ともいえるベイマックスと一緒に、兄の死の真相を探るヒロは、やがて兄がベイマックスに託した“ある思い”を知るのです。

●イアン　「2分の1の魔法」（配信中）

ピクサー・アニメーション作品にも、愛すべき弟キャラがたくさん！　魔法が消えかけた世界を舞台にしたファンタジー「2分の1の魔法」は、亡くなった父にもう一度会いたいと願う兄弟が、魔法によって半分だけ復活した父を完全によみがえらせるため、奮闘する物語です。

主人公のイアンは、家族思いで優しい性格ですが、何をやってもうまくいかず、自信が持てない16歳の男の子。マイペースで空気が読めない兄・バーリーに対し、少しだけ苦手意識もあります。正反対な彼らが、冒険を繰り広げながら、互いの気持ちを認め合い、絆を深めるストーリーが秀逸で、イアンが兄のために下すクライマックスの決断には、思わず涙してしまうはず。

●ダッシュ＆ジャック・ジャック　「Mr.インクレディブル」など（配信中）

ピクサー作品の弟キャラで、忘れてはいけないのが、スーパーパワーを持つ家族の活躍を描いた「Mr.インクレディブル」「インクレディブル・ファミリー」に登場するダッシュ＆ジャック・ジャック。わんぱく盛りのダッシュは、時速300キロの超高速で走り抜ける能力を持ち、映画のなかでも大活躍。普段は、姉のヴァイオレットとのけんかが絶えない毎日ですが、家族のことが大好きな男の子です。

そして、一家の末っ子であるジャック・ジャックは、目からビームを出し、空中浮遊や分身の術も持ち合わせた超スーパーベイビー。その活躍は目覚ましく、映画に加えて「ジャック・ジャック・アタック！」「ジャック・ジャックとエドナおばたん」という短編も製作されるほど（どちらも配信中）。無邪気な笑顔が、家族全員を幸せにしています。

●メリダの三つ子の弟　「メリダとおそろしの森」（配信中）

スコットランドの神秘の森を舞台に、自由を愛する王女メリダが運命を切り開く姿を描いた「メリダとおそろしの森」には、メリダの弟として、ハリス、ヒューバート、ヘイミッシュという名前の三つ子が登場します。3人ともあまりにそっくりなので、はっきり言って、誰が誰なのか判別するのは、ほぼ不可能！　魔法のケーキを食べて、熊に変身してしまうシーンもかわいらしいです。