米倉涼子「脚本を読んだだけで涙を流した」 国際霊柩送還士を演じた「エンジェルフライト」予告公開
2023年2月22日 06:00
米倉涼子が主演するAmazon Originalドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」の本予告(https://youtu.be/g38DydHzukU)が披露された。国境を越えて遺体を遺族の元へ送り届ける国際霊柩送還士の姿を描く、一話完結のヒューマンドラマ。
物語の舞台は、羽田空港内に事務所を構える“エンジェルハース”という小さな会社。口は悪いが情に厚い女社長の伊沢那美(米倉)を筆頭に、新入社員の高木凛子(松本穂香)、マニアックな遺体処置のスペシャリスト・柊秀介(城田優)、元ヤンの若手社員・矢野雄也(矢本悠馬)、噂好きな手続担当・松山みのり(野呂佳代)、温厚だが得体のしれない運転手・田ノ下貢(徳井優)、金勘定にうるさい強面の会長・柏木史郎(遠藤憲一)らクセの強い社員たちが国際霊柩送還士として働いている。
本予告では、世界の各地で事件や事故に巻き込まれ不慮の死を遂げた人々を遺族の元に送還しようと奮闘するエンジェルハースのメンバーたちの姿が映し出される。「大切な人にお別れも言えないなんて辛すぎるじゃん」という那美の言葉通り、突然亡くなった愛する人にせめて一言「さよなら」を言えるよう、遺体だけでなく故人の隠された思いも一緒に運んでいく。
あわせてキービジュアルも披露され、“生と死”に真正面から向き合うエンジェルハースの面々を切り取っている。主人公の伊沢那美を演じた米倉は、国際霊柩送還士という仕事について「事故や病気など原因は様々ですが、想像していた以上に海外で亡くなられる方は多いんだなと実感しています。国際霊柩送還士が行うご遺体の搬送業務は誰かがやらなければいけない仕事です。彼らがいなければ、海外で亡くなった方が自分の国に帰れないし、ご遺族には彼らの他に頼る人もいないので、とても大切な仕事です」と語る。
さらに、米倉は「本作では、ご遺族や故人のバックストーリーが細かく丁寧に描かれていて、脚本を読んだだけで涙を流していました。私たちの知らないところで、こんなにも尊い仕事をしている方々がいることを一つ一つのエピソードから感じてもらえると嬉しいです」とメッセージを送っている。
原作は、第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子氏による「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(集英社文庫)。ドラマの脚本は「コンフィデンスマン JP」シリーズや、大河ドラマ「どうする家康」などを手掛ける古沢良太と、「ドクターX 外科医・大門未知子」シリーズや「緊急取調室」シリーズなどヒットドラマを手掛ける香坂隆史が担当した。
Amazon Originalドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」はPrime Videoにて3月17日より独占配信。