ギレルモ・デル・トロ、カズオ・イシグロの「忘れられた巨人」をアニメ化

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英作家カズオ・イシグロの長編小説「忘れられた巨人」をギレルモ・デル・トロ監督がアニメ化することが明らかになった。

デル・トロ監督といえば、マーク・グスタフソン監督と共同で「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」を完成させたばかり。カルロ・コロディの名作童話をストップモーション・アニメで映画化した同作は批評家に絶賛され、アカデミー賞長編アニメーション賞最有力といわれている。このたび、英テレグラフ紙の独占取材で、記者はデル・トロ監督にまたアニメ作品を手がけることに興味はあるかと質問。すると、「次のストップモーション・アニメ作品はカズオ・イシグロの『忘れられた巨人』になる」とデル・トロ監督は即答。「いまデニス・ケリーと脚本を執筆しているところで、2カ月後にはデザイン作業に取りかかる。実写映画を先に手がけることになるが、それと同時に映画のルックブックを作っていくことになるので、すべてがうまくいけば、２年後に製作に取りかかれるはずだ」

「忘れられた巨人」は、遠い地で暮らす息子に会うために長年暮らした村をあとにした老夫婦の冒険を描くファンタジー小説。

「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」はNetflixで配信中。