【第95回アカデミー賞】ディズニープラスで見られるノミネート作品まとめ ドキュメンタリー&実写短編にも注目
2023年1月28日 21:00

米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは1月24日(現地時間)、第95回アカデミー賞のノミネート作品を発表した。ディズニープラスで配信中の「私ときどきレッサーパンダ」が長編アニメーション賞候補になったほか、2月1日から見放題独占配信がスタートすることが決定した「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」が助演女優賞(アンジェラ・バセット)をはじめ、視覚効果賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、歌曲賞(主題歌賞)の計5部門でノミネートされている。

伝統を重んじる家庭に生まれ、両親を敬い、親の期待に応えようと頑張るティーンエイジャーの少女メイが、ある日突然レッサーパンダに変身してしまったことから起こる騒動や、変身の裏に隠された秘密が描かれる。ピクサーの短編「Bao」を手がけ、アジア系女性で初めて第91回アカデミー短編アニメーション賞を受賞したドミー・シーが監督を務めた。

「トイ・ストーリー」など数々のヒット作を生み出してきたピクサー・アニメーション・スタジオによる長編アニメ。ディズニー&ピクサー作品が同部門にノミネートされるのは、6年連続となる。本作が受賞すれば、ディズニー&ピクサーとして、第93回の「ソウルフル・ワールド」以来で、長編アニメーション賞に輝く12本目の作品になる。

偉大な国王であるティ・チャラ/ブラックパンサーを失った悲しみを乗り越え、新たな一歩を踏み出そうとしていたワカンダ王国に、新たな敵となる海の帝国タロカンの脅威が迫る。主演のチャドウィック・ボーズマンさんが2020年8月に死去したあと、代役を立てずに製作された。前作に引き続き、ライアン・クーグラーが監督・脚本を担当した。

前作「ブラックパンサー」は、ヒーロー映画として初の作品賞候補になったが、今回はブラックパンサーの母・ラモンダ役を続投したバセットが助演女優賞にノミネートされ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品が初めて俳優部門で候補に挙がる快挙を達成した。すでに前哨戦でも数々の助演女優賞を獲得しており、オスカー最有力の声があがる。

22年のサンダンス映画祭でプレミア上映されると大きな話題となった「ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦」(配信中)は、長編ドキュメンタリー賞にノミネート。勇敢なフランス人科学者であるカティアとモーリス・クラフト夫婦が愛する火山との運命的な関係を描いた感動作に仕上がっている。

さらに、戦時中のカトリック系女子校を舞台に、クリスマスケーキをめぐって渦巻く、無邪気さと欲望と幻想を描いた「無垢の瞳」(配信中)が、短編実写映画賞にノミネートされている。
第95回アカデミー賞授賞式は、3月12日(日本時間13日)に開催される。
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