劇場版「転スラ」全米映画ランキングで8位に初登場!
2023年1月25日 14:00

北米映画市場は、1月末に近付き、冬休みの興行面での盛り上がりは落ち着き始めています。市場全体の累計興行収入は、1カ月ぶりに1億ドルを下回ったものの、週末3日間の累計興収は、前年同期の2倍近くになりました。6週連続で首位に立った、20世紀スタジオの「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は、週末3日間で興収1960万ドルを記録。全世界累計興収は20億ドルを超えています。
ユニバーサルのアニメ「長ぐつをはいたネコと9つの命」は、先週の3位から2位に返り咲き、週末3日間で興収1150万ドルをあげました。2022年12月21日に公開された同作は、オープニング興収1240万ドルでスタートして以来、好調ぶりをキープ。累計興収は1億2640万ドルに達し、22年に公開されたアニメ作品のなかで、「バズ・ライトイヤー」(累計興収1億1830万ドル)を抜いて2位となっています(なお、1位は累計興収3億6960万ドルの「ミニオンズ フィーバー」)。
4位に初登場したのは、ソニーのスリラー「Missing(原題)」。同作は、「search サーチ」(18)のパソコン画面を通して全てが語られる「スクリーンライフ」形式を引き継ぐ続編で、失踪した母親の謎を解く少女の物語です。前作に続き、ティムール・ベクマンベトフ(「エジソンズ・ゲーム」)が製作を担当。週末3日間のオープニング興収は910万ドルで、前作を超える好成績となりました。
8位には、ソニーのアニメ専門ストリーミングサービス「クランチロール」が配給した日本のアニメ「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」がランクインしました。同作は、伏瀬氏の人気ライトノベルを原作とする異世界ファンタジーアニメの劇場版。平凡なサラリーマンからスライムに異世界転生して魔物たちの国「魔国連邦」(テンペスト)を築き上げたリムル=テンペストの新たな戦いを描いています。菊地康仁(「劇場版マクロスF イツワリノウタヒメ」)が監督を務め、週末3日間で興収140万ドルを記録しました。
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