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倍賞千恵子×早川千絵監督「PLAN 75」2月17日からアマプラで独占配信開始

2023年1月23日 12:00

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第95回アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表に選出
第95回アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表に選出
(C)2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee

第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、カメラドールのスペシャルメンション(次点)に選ばれた「PLAN 75」が、2月17日から、Amazon Prime Videoで独占配信されることがわかった。

本作は、是枝裕和監督が初めて総合監修を務めたオムニバス映画「十年 Ten Years Japan」の一篇「PLAN75」を新たに構築、キャストを一新。少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本で、75歳から生死の選択権を与える架空の社会制度“プラン75”を媒介に、「生きる」という究極のテーマを問いかける。

監督・脚本は、早川千絵。本作が長編初監督作品となり、カンヌ国際映画祭・カメラドール特別表彰授与という快挙のほか、第77回毎日映画コンクールでは脚本賞を受賞。第95回アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表にも選出されている。

画像2(C)2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee

年齢による命の線引きというセンセーショナルなテーマを打ち出しつつ、細やかな演出で、この世界を懸命に生きる人々が丁寧に描き出す。そんな本作には「経済的合理性を優先し、人の痛みへの想像力を欠く昨今の社会に対する憤りに突き動かされて生まれた映画です。倍賞千恵子さん演じるミチという女性の姿を通して、人が生きることを全肯定する。そんな映画にしたい」という早川監督の思いが込められている。

夫と死別し、長年一人で暮らしてきた主人公・角谷ミチを演じるのは、名優・倍賞千恵子。セリフで多くを語るのではなく、目や手の動きだけで哀しみや恐れなどの感情を繊細に表現している。本作での演技が高く評価され、第14回TAMA映画賞の最優秀女優賞、第44回ヨコハマ映画祭と第35回日刊スポーツ映画大賞では主演女優賞を受賞。“プラン75”に携わる若い世代のヒロムと瑶子を「ヤクザと家族 The Family」の磯村勇斗と「由宇子の天秤」の河合優実が演じ、たかお鷹ステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美らが顔を揃える。

画像3(C)2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee
【「PLAN 75」あらすじ】

少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度“プラン75”が国会で可決・施行された。様々な物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入れムードとなる。

夫と死別してひとりで慎ましく暮らす、角谷ミチ(倍賞千恵子)は78歳。ある日、高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を突然解雇される。住む場所をも失いそうになった彼女は“プラン75”の申請を検討し始める。一方、市役所の“プラン75”の申請窓口で働くヒロム(磯村勇斗)、死を選んだお年寄りに“その日”が来る直前までサポートするコールセンタースタッフの瑶子(河合優実)、フィリピンから単身来日し“プラン75”の関連施設で働いているマリア(ステファニー・アリアン)は、このシステムの存在に強い疑問を抱いていく……。

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