中井貴一が新春の抱負、「嘘八百」第4弾は「海外で撮影したい」
2023年1月6日 13:32
中井貴一と佐々木蔵之介扮する古物商と陶芸家がだまし合いの大騒動を繰り広げるコメディ「嘘八百」シリーズの第3作「嘘八百 なにわ夢の陣」の初日舞台挨拶が1月6日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、中井をはじめ、共演する「関ジャニ∞」の安田章大、中村ゆり、友近、シリーズ全作を手がける武正晴監督が登壇した。
豊臣秀吉の出世を後押ししたと言われる7つの縁起もの「秀吉七品」の中でも、唯一所在不明だった茶碗「鳳凰」をめぐり、再びだまし合いが勃発。空振りばかりの古美術商・小池則夫(中井)と、うだつの上がらない陶芸家・野田佐輔(佐々木蔵之介)がコンビ分裂の危機に追い込まれる。
新しい年を迎え、抱負を問われた中井は「海外で撮影したい。陶器は日本だけじゃないですから」と早くもシリーズ第4弾に期待を寄せ、「こればっかりは本当にお客様に入っていただかないと」と熱っぽくアピール。「でも、この話すると、いつもプロデューサーが目をそらすんですよ。無理なのかな?」と弱気を見せる場面も。また、「初日が来るまで自分の映画は見ない主義」とも語り、「やっと今日、初めて見られます」と声を弾ませていた。
カリスマ波動アーティスト・TAIKOHという役どころで、シリーズに初参加の安田は「ここにいる皆さんがリラックスした空気を作ってくださるのはもちろん、笹野さんや松尾さんが朝早くから、移動車の中でめっちゃしゃべる(笑)。まるで小学生の修学旅行みたい」と笹野高史や松尾諭らクセが強い共演者のパワーに圧倒された様子だった。
さらに「中井さんは長セリフがあるというのに、(現場を)散らかす笹野さんにちゃんと対応していた」(安田)、「現場で大暴れする笹野さんに、中井さんがいちいちツッコミを入れていた」(中村)、「笹野さんが仕掛けて、中井さんが飄々とかわす」(武監督)と、中井と笹野の関係性が暴露されると、当の中井は「本当に『じじい、うるせえな~』って(笑)」と本音をもらしていた。
佐輔の妻・康子役でシリーズ3作に出演する友近は「実際にみんなで暮らしたら、楽しいだろうなと思うほど、落ち着くし穏やかな現場。ニヤニヤ、ほっこりしちゃう帰りたくなる場所」だと心地よい雰囲気を語っていた。